てんてん
nemuri ni chiru sonotoki mo
本品は
『竜王様のお気に入り! 竜の至宝は微睡む』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。
本編後、陸がリューイの
お気に入りの寝床に行くお話になります。
ある夜、
リューイの広いベットの上で
ゲーム盤広げていた陸は
リューイが1人で寝る時は
竜の姿になるのかなという
素朴な疑問を思い立ちます。
リューイは竜の姿が基本で
人の姿になるのは人間である陸と
触れ合う時だけなのです。
案の定、リューイには
なぜ陸がいないのに人に!?的な
不可解さで答えられた陸は
竜の姿ではどこで寝るのか?
が気になり始めます。
さすがにこの部屋の寝台で
布団にくるまるわけはなく(笑)
そのままティタル・ギヌワや
他の部屋でも寝たりするそうですが
基本的には洞穴で寝るのが好きだ
とお気に入りの場所を明かします。
リューイは陸が興味を示すと
行ってみるかと誘ってくれて…
B5版ペーパー両面にて
リューイが陸をお気に入りの場所に
連れて行くお話になります。
白碧城はとても広くて沢山の部屋があり
陸がよくいく図書館のように中で
迷子になりそうな場所もあります。
陸が洞穴に興味津々なことに
リューイのほうがびっくりですが
あっという間に洞穴に転移します。
そこは高山の山頂近くで
酸素が薄く、風が強く、気温も低く
人の身には厳しい場所でした。
リューイは竜に変じて
陸のために厚手の毛布も出して
洞穴へと導きます。
そして奥の方で身を翻すと
身体の下に後ろ脚を収めて背を丸め
前足の上に頭を乗せて
寝姿を披露してくれるのですが
その姿が陸にはすごく可愛く見えて
陸はじたばたと身悶えてしまいます♡
リューイは洞穴で寝ると
とても落ち着けると言いますが
陸のぬくもりを感じるために
人の姿で陸を抱きしめながら
眠りにつくのがなによりも快いという
愛しい竜に陸も幸せに包まれる
という幕引きまで
陸が傷を癒すために眠っていた間の
リューイの寂しさも透けて見えて
ちょっと切なくもありましたが
2人のやりとりが
とても可愛らしいお話でした。
大きな竜が洞窟の奥のくぼみに
身体を丸める姿がすごい可愛らしい
という陸の見解には私も賛成です (^O^)/
大きなものがちまっと小さくなる
そのギャップに萌えました(笑)