てんてん
bakenekotachi no setsuyau bento
本品は『化け猫さまと恋の花道』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。
本編後、3人が宝玉探しで向かった
東北の温泉地でのお話です。
4月中旬
3人は奥州街道を進み
満開の桜を眺めていました。
行商しながら商人宿に泊まって旅し
九曜が2つ目の宝珠探しを始めた
東北の温泉地で腰を据える事になります。
賑やかな温泉街に宿泊して3日目、
九曜は夜明けとともに宝珠探しを始め
九曜の妖力で耳を隠したおこげは
行商・駒菊屋の看板っ子として
客寄せをしてくれます。
本店を離れて知る苦労もありますが
弥紘の扱う上質の着物や帯は旅行客に
背広や革靴は富裕層に好評で
やりがいを感じています。
おこげと休息におやつを食べつつ
滞在が長くなるなら長屋を借りたほうが
節約になるなと弥紘が考えていると
温泉饅頭をたべていたおこげに
温泉饅頭もふかふかで好きだけど
弥紘のお弁当が一番好きと言われ…
B5版ペーパー両面にて
横濱を出て向かった
東北の温泉地でのお話になります。
おこげの訴えにキュンとなった弥紘は
お弁当つくりの再会を約束し
九曜にいろいろと相談しようとしますが
店終いして旅館に戻って
温泉に入って夕飯を済ませて
おこげを寝かしつけると
今度は九曜にのしかかられて
相談どころではありません(笑)
しかし、ぐずるおこげを
九曜に抱かせることに成功すると
弥紘は九曜の背中に引っ付いて
長屋を借りたい事、
鍋とか包丁とか揃えて
節約弁当作りを始めたい事等を
九曜に訴えます。
くようもやひろのおべんとう大すきよ
おこげの言葉通り九曜は
弥紘の好きにしろと言ってくれます。
安心した弥紘は眠りに落ちますが
おこげを抱いたままの九曜は
寝むる弥紘に悪態をつく
…という幕引きまで
春の日差しのようなほのぼのと
可愛いSSでした (^-^)
おこげの欠片はあと40個。
回収は大変そうだけど
3人なら楽しい旅になりそうです♪