てんてん
ouji to itsuwari no hanayome
本品は
『皇子と偽りの花嫁~皇宮オメガバース~』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。
本編後、州舜視点で
怜藍への思いが語られています。
州舜は紅家との縁談が
避けられないと知った段階で
身代わりの花嫁を探していました。
そんな中、紅家の別荘で初めて
怜藍を見た時に初対面のはずなのに
懐かしいと感じたのです。
その姿に既視感と懐かしさを覚え、
続いてその美しさに心を奪われますが
そんな自分に戸惑いも覚えました。
州舜の素性を疑う冷ややかな視線に
きっと彼は氷のように冷たく
完璧な人なのだろうと思ったものですが
実際の怜藍は何かに集中していると
何もない所でも転んだりする
うっかりさんだったのです(笑)
今も廊下の向こうから歩いてきて
何もない所で躓きかけ
州舜がその身体を抱きとめました。
祥栄との対局について考えていたらしく
わざと笑って「また負けたのか」と問うと
「まだ負けていません」と
ちょっとムッとされてしまいます。
しかし、疲れた様子に州舜に
怜藍がお茶を飲もうと誘ってくれ…
B5サイズ4つ折り片面ながら
1頁2段組と長めなSSは
州舜が愛妻にメロメロな様子が
楽しいSSです。
州舜が昼間、
怜藍の部屋を訪れる事は
滅多にありません。
怜藍に部屋の戸口で招かれて
州舜は条件反射のようについ
ムラっとしてしまい
背後から近づいた怜藍のうなじに
番の契りの痕を見た州舜は
猛った半身を押し付ける
…という楽しいオチまで
州舜が徐々にメラメラとしていく様が
とっても面白かったです。
州舜はむっつりじゃないと思いますが
禁欲的な人が熱を抑えられない
って感じがとってもツボでした♡