てんてん
hatukoi monopolize
本品は『初恋アミューズメント』の
フェア書店限定特典ペーパーです。
本編後、
正信が編集部を訪れた時の出来事です。
新作のプロットの為に
文芸編集部を訪れた正信は
最新刊の重版決定との知らせを受け、
驚きに目を見張ります。
小宮山は鈴木との共著も
いい後押しになったと言いますが
それこそが絶大な効果だったのでは
と思います。
今日も打ち合わせの後で
鈴木と待ち合わせをしていたので
さっそく報告とお礼をしようと
ウキウキした気分になります。
その上、小宮山は
正信の重版のお祝いと称して
サプライズをしてくれます。
なんと正信が好きな髑髏王子シリーズの
作者・木戸を紹介してくれたのです♪
木戸は鈴木同様、
国民的な人気漫画家ですが
顔出しをしていないので
素顔は謎に包まれた作家なのです。
ちょうど来社する予定があったそうで
木戸はお祝いの言葉とともに
髑髏王子がお祝いメッセージを告げる
イラスト入りの色紙を差し出します。
木戸の気遣いに恐縮した正信ですが
木戸は自分も以前から音ノ瀬のファンで
サインが欲しいと言われ
重版の喜びも消化されないうちに
大人気作家にファンと言われて
正信はすっかり混乱してしまいます。
正信がこの驚きと喜びを
一刻も早く鈴木に伝えたいと
思っていると
不意に来な声が降ってきて…
A4サイズ両面にて
正信と木戸との出会いに
鈴木が嫉妬するお話になります。
木戸にサインした本を手渡して
握手を求められていた時に
登場した鈴木は
にこにこしながら握手に割り込み
正信から引きはがした木戸の手を
両手で握ってぶんぶん振りつつ
木戸に映画の感想を述べながら
さりげなく自分が正信と親しいことを
アピールしだします♪
そして正信を見るなり
なんか顔色が悪くないかと
トイレへと連れ出してしまいます。
正信は訳も分からないままに
トイレの個室に入れられた上に
正信が木戸をキラキラ見つめて
イチャイチャしていたと
鈴木に詰め寄られてしまいます。
ようするにヤキモチですね(笑)
正信は重版がかかった事
それで木戸と会いわせてもらった事
それも鈴木のおかげだと言うと
鈴木はお礼のキスをねだられて
軽く唇を寄せたら抱きこまれ
ディーブキスされた上に
ワイシャツにマーカーで
「まーくんは俺のもの」なんて
いたずら書きされてしまうのですよ♡
それで2人はちょ~っと
盛り上がっちゃっていちゃついてしまい
正信は小宮山にすごく体調を心配される
というオチまで
正信の鈴木LOVEと鈴木の正信LOVEが
とっても楽しいSSでした。
何をしても「鈴木と」「鈴木に」
と思う正信がとっても可愛いです。
そして正信が他人を
「カッコイイ」と言ったからと
やおら嫉妬してムリクリ引き離す
鈴木の行動もとっても面白かった♪
今回の登場で
鈴木の当て馬ぽくなった木戸が
どんな人なのか気になるので
更なるスピンオフに期待です (^O^)/