いるいる
ao ni naku
初回限定版の小冊子。
単行本帯には「描き下ろし有り 32P小冊子」と書いてあります。
初出情報が記載されていませんが、全てが描き下ろしではなく再録分も含まれてます。
32Pなのでボリュームはそこそこ有かな。
裏表紙は「あおに鳴く」のラフ画が掲載されていました♪
漫画部分のページ数は以下。
・あおに鳴く/13P
・相生結び/6P・4P
・相生&くじらコラボ/6P
くじら〜は未読ですが、トータル的には大満足の小冊子でした(^^)
(以下ネタバレ注意)
◆あおに鳴く「ゆめうつつ」
菊さんと裸で抱き合ってる夢をみる司郎。
翌朝、シッカリ反応してるのは朝勃ちのせいと思いつつ、
菊さんの寝顔を見てると邪な気持ちも湧いてきて…。
それでも欲望にあらがいたいと思うお話です。
夢の中とはいえ、本編にはなかった肌色シーン( ✧Д✧) カッ!!
対面座位だけど どっちが上だ〜〜〜????
どちらにも見える曖昧な描かれ方です。
誘ってるのは司郎っぽいけど
抱き合った時にシッカリ腕を回してるのは菊さんの方だな…。
とりあえず肌色ごちそうさまですヾ(*´∀`*)ノ
お友達の大貴くんのブッコミにニヤニヤ。
動揺して顔を赤くしてる司郎がかーわーいーいー!!!
出だしで萌えて、終わりでキュンとして
大満足のショートストーリーでした( ´͈ ᐜ `͈ )
◆相生結び
「たわむれ」
ハロウィンネタ。
成り行きでコスプレすることになり、光太は狼男・まこさんは吸血鬼に仮装。
まこさんのガチ具合と、吸血鬼のまま料理をしてるギャップが面白かった!
「べつばら」
紅葉シーズンのドライブデートのお話。
ちょっと疲れが溜まってたまこさんを、さりげなく息抜きに連れ出す穏やかさが良かったです。
◆相生+くじら「がんばったでショウ」
ごめんなさい、くじら未読のため内容割愛します。
未読なんですが、それでも2組のカップルが絡んでる会話にニヤニヤしました!
まこさんと葉之介さんがやり合ってるのに笑ってしまうw
というか、くじらーカップルは攻め受けが逆だと思ってビックリ!
生真面目で寡黙そうな黒髪が受けなんですね〜。
無表情なのに好物を目の前にキラキラしてる鈴さんはすっごく可愛い〜( ´͈ ᐜ `͈ )
小冊子を読んで、くじらーに興味湧いたのでポチります♪
3作品載っているのですが、「あおに鳴く」は1作目だけです。
あとは「この人達誰だろう…」という作品が2作。
…もとネタがわからないので、後半2作品は一応読んでみたものの意味不明。
本作と関係ない作品を小冊子に入れるの止めて欲しいです。
1作目の「ゆめうつつ」の司朗がかわいかったし、本編では全くなかった微エロ感があって萌えられたので萌×2にしましたが、本当にこういう小冊子の作り方考え直して欲しいです。
みんながみんなその先生の作品全て読んでるわけじゃないのに、なんでここに特典としてつけたのか。
1作目だけで小冊子作ってもらったほうがスッキリして良かったです。
なんとなくモヤモヤ感が残りました。
発売から4ヶ月、紙本はいまだ割高な初回限定版のみの発売です。
そして電子配信は初回限定版が付かない通常版のみ。
小冊子が欲しかったら紙本で、いらないなら電子で、じゃなくて、紙本も電子も読者が欲しいものを選べるように2種用意してくれればいいのに…
続刊物に巻数振らない騙し手口といい、一迅社の販売方法がムカつきます!
一迅社のやり口はひとまず置いておいて、小冊子の感想を。
●「ゆめうつつ」(あおに鳴く)…13ページ
司朗と菊さんが全裸で抱き合ってる!
本編ではお互い気になりはじめているようだけど、相手には悟らせず、展開だけでなくボーイズのラブもあまり進展しないまま、1巻(※無印)は終わってしまったのに?
それは司朗の夢オチなんですが、隣で眠る菊さんの寝顔に、司朗は熱を感じて自分で…
司朗が”性的に”菊さんを意識しているのがわかるショートストーリーです。
これはドキドキ感があって良い感じです。ここまでを本編に収録していたら、もっと続きを楽しみに思えたはず。
この他、既刊のショートストーリーが収録されています。
●「たわむれ」(相生結び)…6ページ
ハロウィンコスプレをするコミカルな話
●「べつばら」(相生結び)…4ページ
ドライブ海デート編
●「がんばったでショウ」…(相生結び+くじらの御仕立てさん)6ページ
2作品のコラボ。受けがお互いの幸せぶりを茶化すコミカルな話。
作者さんのファンの方にとっては、このカップルにまた会えた~って喜びがあると思うのですが、私は2作品とも未読なので、この人達だれだろう?って感じです…
付属作品から入った読者にはなんだかわからないんだから、途中の空白ページに作品のあらすじやキャラ紹介を掲載してくれたらいいのに。
巻数振らずに売ってる一迅社への悪印象をすべてに引きずってしまいます。
初回版限定の付録小冊子。
本編が、ほぼ、まだ何も起こっていない状態なので、肌色補給にしても、これが精いっぱいなのはわかる。
これはこれで、微笑ましくてよかった。
で、後は既刊の別作品の短編が入っている。
本編を肩すかし感で読み終えた後に、付録小冊子も本編に関連した作品は半分もないって。
これって、どうだろう。
「相生~」は随分前に読んだ記憶がうっすらあるが、キャラとか覚えてないし、「くじらの~」の方に至っては全く未読。
むしろ薄くてもいいから、「あおに鳴く」の短編だけの小冊子の方が気分良かったかも。
こんな既刊もありますよって紹介したいなら、キャラの説明とか付けて欲しかったな。
なんだか、非常にもやった小冊子で、せっかく限定版で買ったのにちょっと残念な感じ。