「いじわる狐とハートの猫又」番外編 しあわせ日和

shiawasebiyori

「いじわる狐とハートの猫又」番外編 しあわせ日和
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
17
評価数
4
平均
4.3 / 5
神率
50%
著者
 
イラスト
 
媒体
特典
出版社
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
いじわる狐とハートの猫又(協力書店購入時のみ)

商品説明

文庫発刊記念・協力書店限定購入特典書き下ろしSSペーパー
つむぎが住み慣れた地を離れた当日のお話です。

レビュー投稿数2

つむぎのお引越し

本編も好きですが、このショートがまた泣かせる。
記憶を取り戻し、無事攻め様と生きていくことになったつむぎが、今まで大切に守ってきた家を離れる日のお話です。

つむぎを可愛がってくれた旦那さんと奥さんのお墓をきちんと移し、もともとあったところには土地神様と交渉して社祠を作り、庭の花壇には手入れしてコスモスと菊を咲かせ、手作りの池にも水を張り・・と相変わらず健気な尾房(泣)。感謝しようといちゃこらする寸前に、子ぎつねたちが乱入(笑)。

家で過ごす最後の日が素敵な思い出になったつむぎでした。いいお話です。やっぱりこういうのに弱い。

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新たな門出に向けて

本品は『いじわる狐とハートの猫又』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

つむぎが住み慣れた地を離れた日のお話です。

つむぎは清綱との出会いで
過去の自分の記憶を取り戻し
清綱と生きていくことを選びます。

そのため
つむぎを可愛がってくれた夫婦を思い
守ってきた地を離れる事になります。

当日は吹き抜けるような秋晴れで
絶好の引っ越し日和となります。

つむぎは庭に出て
お別れを言っていましたが

その姿を見た清綱は
つむぎの決心がつかないなら
あと2,3日、なんなら二週間でも
日程を伸ばそうかと言い出します。

そんなに日を伸ばしたら
きよが叱られるだろう?

たとえ1年後に伸びようと
つむぎがここを離れがたい気持ちは
変わらないけれど
思い出は沢山もらいました。

しかも清綱は
つむぎがこの地を離れる日まで
色々なことをしてくれます。

旦那さんと奥さんのお墓を移し
その跡地には土地神との交渉して
小さな所祠を建て

2人と過ごした家では
花壇に菊とコスモスが咲き
枯れていた池にも蓮の葉が浮かび

最後の日まで
清綱はちむぎのために
家の手入れをしてくれて…

B5片面ペーパーは
本編では割愛された
つむぎの引っ越し最後の日の様子が
語られています。

全ては
つむぎの大切にしている場所は
自分にも大切なものだからという
清綱の真摯な思いの賜物です。

蕩けるような笑みとともに
身をかがめた清綱を迎えるべく
目を閉じたつむぎでしたが

襷掛けをしたおかっぱ姿の仔狐2人に
その場に乱入されて甘い雰囲気を
一蹴されてしまいます(笑)

2人の怒りは清綱作の
お稲荷さんで納められますが

つむぎにとって
4人で美味しいご飯を食べた事が
幸せな思い出の一つとなる事で
終幕となります。

本編と続編の幕間のお話なので
読まなくても無問題ですが

最後の最後まで
清綱がつむぎの良いようにと
心をくだいている様が終始
つむぎラブな溺愛攻めで
とっても良かったです♡

まぁ、
受様を500年も待てる攻様なので
このくらいは朝飯前なのかな!?

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