子育てしたいと言われても 書き下ろしショートストーリー小冊子

秋祭りを堪能した後は

本品は『子育てしたいと言われても』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子です。

本編後、
3人が近所の秋祭りに行くお話です。

ねぇ、ねぇ、なんかきこえる

保育園からの帰り道、
スーツ須賀田の那波は
手をつないでいた秋生の言葉に
あちこちを見回します。

確かにピーと甲高い音が
聞こえます。

笛の音のようなと思っていると
景気よくドンドンと太鼓の音が
響いてきました。

もしかしてこのへんで
お祭りがあるのかなと思い至りますが
まだ4歳の秋生にはお祭りが
どんなものかわからないようです。

神様に感謝する日で
わたあめとかリンゴあめとか
お店もいっぱい出るんだ

那波の話に秋生の目が
とたんにキラキラし始めます。

その可愛さに那波がぎゅっと
秋生を抱きしめていると
同じく秋生を迎えに来た里見に
声をかけられます。

今夜はおでんと言う里見に
秋生は大興奮です。

ご飯を早めに食べて
秋祭りに行くことになり…

A5判カラー表紙(文庫カバー同イラスト)、
１段12頁といつもよりは短いですが
仲良し3人親子の楽しいお話です。

住宅街の中にある
小さな神社の秋祭りは以外にも
大勢の人でごった返していました。

里見が用意していた浴衣を着て
里見に肩車されている秋生は
とても楽しそうです。

まずはお参りをすませて
健康と家族の幸せを祈ります。

それからたこ焼きを分け合い、
ヨーヨー釣りを観戦し、
金魚すくいを眺めた後、
わたあめを食べた秋生は
大はしゃぎです。

そうこうしているうちに
秋生は体力を使い果たしたようで
里見の背中でコクコクし始めたため
2人は家路に向かいます。

秋生が喜んでいた事が
とても嬉しかった那波ですが

里見は那波の色っぽい浴衣姿に
ドキドキし通しだったと
秋生とは別の意味で
那波を嬉しがらせらてくれます。

うちに帰ったら、その浴衣脱ぐの、
手伝ってあげる

という里見に那波が返した言葉は

…お願い、します

なのですよ、ラブラブ～(*ﾉωﾉ)

お家に帰った2人は秋の長夜を
お互いの貪って過ごす

という幕引きまで
仲良し親子ぶりとラブラブ夫婦ぶり、
両方を存分に楽しませて頂きました♪

あっくんの天使ぶりは
勿論楽しいですが

やっぱり恋人通しのラブラブを
読ませてもらった方が
萌え度としては高いですし

子供が寝た後にっていうシチュや
浴衣で裾まくられる展開も
萌え萌えでした♡

※他特典(レビュー済)
フェア店舗特典は
保育園の遠足に参加するお話、
アマゾン特典は
3人でお風呂に入るお話です。