てんてん
sanrenkyu to kirakira konpeitou
本品は『恋の病に甘々トラップ』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。
本編終了後、再び風太が
草哉の家に泊まりに来るお話です。
草哉の甥・風太は
人と狐の精との間に生まれた
半妖で耳と尻尾が生えています。
攫われた兄嫁を連れ戻すために
夏休みの一時期に草哉が預かり
その際に世話をしてくれた
誠一郎にもとてもよく懐きますが
兄嫁は山上様に仕えている為
またの再開を約束していても
気軽に草哉達を訊ねられませんでした。
そうして月日が過ぎますが
兄の学会発表がある3月の三連休に
草哉達に会いに来ることになります。
やってきた風太は
耳が隠せる様になっていて
誠一郎にもいっぱい褒められ
ご満悦です♪
風太が頑張ったご褒美に
風太のいう事を聞いてあげると
誠一郎がいうと
料理を教えて欲しいと言われます。
風太の希望2人は
ちょっとびっくりしますが
3日分の献立を考えて
お買い物に行きます。
するとスーパーで前回の滞在で
仲良くなった女の子と再会し
草哉の家で遊ぶ事に♪
2時間程度の遊びでも
風太達2人は大満足し
その後のお風呂でも楽しかったと
にこにこ顔です。
お風呂で風太は
草哉が首に下げている
誠一郎とお揃いの指輪を見て
無邪気に問いかけます。
ねえねえ、なんでおなじなの?
草哉は特別に仲良しだから
お揃いなのだと答えますが
風太も仲良しのお揃いさんが
欲しいと言い出して…
A5判カラー表紙(文庫カバー同イラスト)で、
2段組12頁とボリューミーな小冊子は
草哉の甥風太が再びやってくるお話です。
風太が欲しがったお揃いは
キラキラの金平糖でした。
次の日、
アウトレットの駄菓子屋で
金平糖を買おうとしますが
風太が金平糖を飾りにしたいと
思っていることを知り
溶けないきらきらを探すことに
なります。
運よくガラス細工のお店を見つけ
きらきらのトンボ玉で
可愛い飾り作った風太は大満足♪
草哉の兄が迎えに来ると
草哉達に仲良しのお揃いさんを
買ってもらったと報告しますが
その際に草哉達が
休日だからとしていた指輪を
引き合いに出して予定外の
カミングアウトをしてしまう
…という終幕まで
風太の微笑ましい言動が
とっても可愛いお話でした
けもみみにちびっこという
最強装備の風太は本作でも
とても素敵なキーパーソンです。
風太のいうきらきらは
見た目の輝きだけじゃなく
沢山のワクワクが詰まっています♪
草哉のきらきらも
風太のきらきらも大好きが
形になったものですよね。
山の神様は2人の人前式も
上げてくれそうなので
もうちょっと続きが読みたいな v(^-^)o