てんてん
kuchiduke no shurui
本品は『可愛い彼は付喪神さま』の
書泉オリジナル特典ペーパーです。
本編後、熊五郎に
気を与える行為に悩む湊のお話です。
湊は付喪神になった熊五郎に
定期的に気を与えています。
できれば生身に近いほうが
良いというのはわかるものの
唇を重ねる行為は
湊には恥ずかしさが勝ります。
熊五郎は元々が木彫りの熊のせいか
人間の感じる羞恥には鈍感で
裸身だって堂々と見せるし
湊の事を惚気まくっています。
だからこそ湊のほうが
少しだけ冷静になってしまうのです。
端正な容貌の熊五郎が誉めそやすほど
自分は良い人間ではない
そんな考えを振り払い
せめても熊五郎が美味しいという
自分の気を与えようと
熊五郎の背を強く抱きしめ…
B5サイズ片面ペーパーは
熊五郎とのキスについて
湊がグルグルする話になります。
熊五郎へ気を与えるために
キスした湊でしたが
いつの間にか口の中に
熊次郎の舌が入り込み
気を与える行為は
恋人同士のつちづけへと
変化していました。
普段はヘタレな熊次郎ですが
いざという時には強引なのです♡
熊五郎的にはそのまま湊の意識を
からめとろうとしますが
律儀な湊は
クマに気与える事も忘れず
クマも熊五郎的いい雰囲気を
ぶち壊して湊に駆け寄ります。
熊五郎が湊との愛の生活には
クマをどう制御するかという
策略をめぐらせる
というオチまで
湊の煩悶が楽しいSSでした。
どんなキスでも恋人とすると
意味ができちゃうって事ですよね♪
気を与えるために
クマとキスするのは何でもなくて
熊五郎とするのは
いろいろと考えてしまうという
湊の様子が面白いです♡
※他店舗特典(レビュー済)
有隣堂特典は帰京前夜のお話、
フェア特典は無自覚惚気のお話です。