てんてん
itoshiki bansei no na wo nobeyo
本品は『いとしき伴星の名を述べよ』の
フェア書店限定特典ペーパーです。
津田視点で高崎が
カリフォルニアに立つ前夜のお話です。
高崎がカリフォルニアに立つ前夜、
どうしても今日は先生の家で過ごしたい
と言われた津田は
大荷物を抱えた高崎を家に招き入れます。
高崎の要求を拒めず2度までも挑まれた身は
眠気と倦怠感に纏わりつかれていますが
高崎から不意に投げらた問いに
津田は固まってしまいます。
先生はどうして俺のことを
好きになったんですか?
高崎の乗る便は早朝に成田を立つのに
深夜1時を指す時計に津田は
そろそろ寝ないとまずいと言うと
あしらわれたと思った高崎は
ムキになってしまい…
A4サイズ両面にて
津田が高崎を好きになった
きっかけを語るお話です。
忍び寄る眠気の波を払いつつ
津田は久しぶりに自分の感情について
思案します。
もう十分だなって思ったのが最初かな
お前が好きだって言ってくれるのなら
他の愛情はいらないと思ったんだ
自分でも教え子に対して
考えることじゃないと愕然としたので
高崎も引くかと思った津田ですが
先生もけっこう依存体質なんだと
高崎は喜んでいるようでした。
しかし高崎が目を閉じた後
津田のほうこそが高崎を依存させている
と津田が静かに涙する
…という切ないSSでした。
本遍は高崎視点なので
津田が押せ押せな高崎にほだされた
感じが強いのですが実態は
そうでもないみたいですね( ̄ー ̄)
ラブラブなシーンは朝チュン状態で
甘々度も低いので今回は「中立」とします。
※他特典(レビュー済)
アマゾン特典は
浅野が三原島を訪ねるお話です。