てんてん
momoiro no kotori
本品は
『鳴かない小鳥にいじわるなキス』の
フェア書店限定特典ペーパーです。
本編後、彬親が貰ってくる
土産物発端のお話になります。
親の再婚でできた義兄・彬親との
恋を実らせた鷹晴は
彬親のマンションでラブラブ同棲中♪
彬親は時々、差し入れやもらい物を
土産と言って持ち帰ってきます。
本日の彬親の手土産は
細々としたチョコ菓子の詰合わせでした。
今日はバレンタインデー♡だ
彬親は義理だと言いながら
女性陣が配っていたものだから
好きなモノを食べていいぞ
と言ってくれ
紙袋から次々出てくるものは
どれもあからさまな義理チョコで
鷹晴は少しだけホッとします。
安価なチョコの中には
遠足のおやつの定番だったモノもあり
鷹晴は頬笑みをにじませて
遠慮なく板状のミルクチョコを
食べてみる事にします。
久々に口にした昔ながらの味に
笑みを深くした鷹晴でしたが
そんな鷹晴の様子を
見ていた彬親にはクスっと
笑われてしまいます。
挙句に「お約束」な味見をさせろと
自分の唇を指差してきて?!
A5サイズ片面、
二つ折りして文庫サイズのペーパーは
恋人鉄板ネタの「お約束」話です。
彬親の意味深な響きで
鷹晴がねだってきた「お約束」って
「あーん」をしろってこと?!
鷹晴はものすごく恥ずかしいけど
戸惑うからさらに恥ずかしいのだと
手にしたチョコをパキパキ折って
乱雑な仕草で彬親の口元に
突きつけます。
彬親は一瞬目を丸くしつつも
チョコの欠片を咥えると
強引に鷹晴にキスを仕掛けます。
彬親がねだった「お約束」は
「あーん」じゃなくて「口移し」で
桃色コトリが出来あがっちゃう
というオチまで楽しく読めました♡
鷹晴が反撃してきても
彬親がそれはそれと楽しんじゃうので
なかなか決定打にならない様です。
歳の差は埋められないので
鷹晴が成長しても
彬親の大人度は減らないから
鷹晴の反撃も難しいかな。
でも読者的には
とっても美味しいですよね (^_-)v
※他店舗特典(レビュー済)
コミコミ特典は両親が
彬親のマンションにやってくるお話です。