てんてん
bushin toushin
本品は『武神×刀神』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。
新しく鍛えられた弥刀の前身の後日談です。
弥刀の前身は、
闘神だった武尊の相方だった
刀の付喪神です。
寿命が尽きた時に
次は人になって生まれろという
武尊の命で今世では人となります。
武尊の家系は
件の刀を大切に引継していて
武尊は弥刀との出会いによって
それを新しく鍛え直します。
弥刀は刀のその後が
気になっていたのですが
訊ねるきっかけもなく…
ふと訊ねる気になったのは
梓川がカステラをきるためにと
もってきたペティナイフが
目に入ったからでした。
武尊、例のあの刀、
どうしているか聞いてもいい?
神妙に訊ねた弥刀でしたが
武尊は件の刀の事を弥刀二号、チビ弥刀、
ミニ弥刀と語呂合わせのように呼び
弥刀をからかいます。
アレで林檎を剥いたり、鉛筆を削ったり、
髭を剃ったりしてるわけじゃないよね?
実用的な事に使っていたら驚くが
元来の存在理由だった人を斬っている
はずはないと思うけれど
まさか…ね?
B5ペーパー片面で
弥刀だった刀についてのお話です。
おっかなびっく刀の今を訊ねた弥刀に
武尊はシレっとして応えたのは
どうって普通に神棚だ。
たまに磨いたり指で撫でたり
添い寝しながら綺麗だなと話しかけて
ちょっと舐めてみたり…
それを聞いた梓川は
武尊のタチの悪い冗談と窘めますが
弥刀は武尊の言葉を笑えません。
その様子に
武尊ならやりかねない!!
と思われてると知った武尊は
慌てて否定するのですが
時々磨いたり触っている事は事実らしく
からかわれていると判ってはいても
どんな手つきで撫でているのかと
弥刀があさっての方向に
思考を走らせてて面白かったです。
基本的に唯我独尊の武尊と
何事も面白がる策士の梓川の組合せに
見かけに反して天然な弥刀が
振りまわされてる感じが
楽しいSSでした♪
但、本作も本編同様
三人のキャラ設定が肝なので
人によっては評価が微妙かも?!です。
ご注意下さいませ (^_-)