春はきっと、もうすぐ「あらがう獣」番外編

haru wa kitto mousugu

春はきっと、もうすぐ「あらがう獣」番外編
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
特典
出版社
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
あらがう獣(但コミコミスタジオ購入時のみ)

商品説明

ノベルズ発刊記念・コミコミスタジオ限定特典書き下ろしSSペーパー
奏一郎がいつも隼人の事務所で会う月一回の約束の日。しかし今夜は隼人が事務所に戻る暇がなく、隼人の仕事の合間に会う事になり…

レビュー投稿数1

恋人に「したい」と言われて

本品は『あらがう獣』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

本編後、奏一郎視点で
月一の借金返済日の出来事です。

奏一郎は隼人に毎月、
決まった日にお金を返しています。

いつもは隼人の事務所で会うのですが
今日は隼人に急用ができて
彼の仕事の合間にひと通りのない場所で
会うことになりました。

もう春も近いと言うのに
歩道に並ぶ桜もまだ寒そうで
奏一郎はマフラーに顔を埋めて
その場所に向かいましたが

約束の場所には既に
見覚えのある車が停車していました。

駆け寄って窓ガラスをノックすると
ドアが開くと総一郎の身体は
強引に中へと引っ張られてしまいます。

1ヶ月ぶりに会う隼人と視線が合い、
奏一郎の口元が緩みますが
なんだか今日の隼人は
焦っている様に見えます。

ご、ごめん、いそがしいんだよね。
これ、渡したら、すぐ帰るから

来月は最後のお金を返す日なので
その時には隼人とじっくり話をしたいし
次に会う時まで我慢しようと
遠慮がちに笑った奏一郎でしたが

隼人が時間を気にしていたのは
全く別の意味合いで?!

B5サイズペーパー両面と
少し長めの番外編は
2人の月一逢引デーのお話です。

隼人が焦っていたのは
奏一郎としたい事が有ったから♡

隼人は側近の兎嶋を伴って
この場に来ていたのですが
兎嶋は休憩してくると外していたのです。

隼人は彼が戻ってくるまでに
奏一郎としたいと思っていたようで
奏一郎に迫ります、

奏一郎では車の中でするの?!
と赤面して固まってしまうのですが

場所が場所だし
もし知り合いに見られたら
地位のある隼人が貶められてしまうと
さり気なく断ろうとするのですが

いつもは少し強引な隼人に
少し寂しそうに問われてしまえば
したくないわけじゃない奏一郎に
拒絶し続ける事は出来ず…

熱烈なキスをされるのですが
うっとりした奏一郎の様子に
隼人が少しふてくされてしまいます。

…そんな目で見るなよ。
続き、したくなるだろ

奏一郎の勘違いがバレて
戻ってきた兎嶋にもからかわれての
終幕まで楽しく読めました。

天然がかった奏一郎視点なので
思考が暴走してしまいますが

奏一郎も本心では
1月ぶりに会った恋人と「したい」から
隼人の押しに抵抗できない

って展開はMY萌ポイントです♪

シリアス風味に見せかけた
コメディ風いちゃらぶですね (^_-)

奏一郎と一緒に
このまま押し倒されるのか?!と
ドキドキし読み進めつつも

奏一郎の思い込みの勘違い
ってオチにニンマリしちゃいました♡

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