てんてん
usagi no amaekko
本品は『虹色のうさぎ』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。
本編後、響太がサイン会でもらった
プレゼントに端を発するラブラブなお話です。
響太のサイン会にきてくれた
お客さまからのプレゼントは
翌日の夜に宅配便で届けられました。
幸せそうな顔で
箱からプレゼントを出す響太に
聖は微笑ましくも
寂しいような気持ちになります。
響太にファンが沢山いるのは
喜ばしいし、誇らしいけれど
「みんなの響先生」よりも
「俺だけの響太」の方が可愛いんだぞ
と聖は言いたくなってしまうのです。
その上、
響太はサイン会の時から
おまじないもお守りもなしで
食事ができるようになっていて
響太の中で区切りが付いたのかと
嬉しく思いつつも
やっぱりちょっとさびしくもあり…
そんな聖の複雑な心境を
響太は知る由もなく
ぽわんとした表情でプレゼントを
ひとつひとつ並べています。
うさぎの絵がついているモノが多く
可愛いラッピングに贈り主が
色々考えてくれたことが窺えます。
そんなプレゼントに触発されたのか
響太は近付くクリスマスに
皆に何かプレゼントをあげようと
思い立ちます。
篠山さんと成原さん、道田さん、
新垣先生と羽田先生、
あとローラン・・・
響太を微笑ましく見ていた聖ですが
サイン会でのローランの様子を思い出し
イラっとしてしまいす。
成原さんは
遠慮してくれてるみたいなのに
ローランは
べたべたべたべたべたべた
聖は自分も膝をついて
後ろから響太をギュと抱きしめます。
響太は自分だけの恋人だと
嫉妬を声に出す代わりに
何度も響太にキスしまいます。
響太にはギュとされたままでは
やり難いと言われるほど(笑)
そんな聖をひっ付けながら
プレゼントを見ていた響太でしたが
ひとかかえもある大きな包みを
開けてみると…
A5判カラー表紙(文庫カバー同イラスト)で、
1頁2段組み12頁の長めな番外編は
サイン会後のラブラブ後日談になります。
それは打ち上げ時に
新垣が洒落のつもりで贈ったけれど
セクハラみたいなプレゼントかもと
言っていたプレゼントでした。
うきうきと開いた響太が見たモノは
ピンクのフリルが沢山着いた枕で
真中には大きく「YES」の文字が!!
ベタすぎる枕に絶句した聖でしたが
響太はそれが何か判らなかったようで
使い方を聖に訊いてびっくりしてしまいます。
聖はエッチなことで使わなくても
「聖のために甘えてあげても良いよ」って
意味で椅子に置くとかしたらと言いますが
響太に聖に甘えたくない日なんてない
と言われてしまって
聖はクラクラしてしまいます(笑)
じゃあ、早速甘えてと
響太の頭を太腿に乗せて
耳かきをし始める聖でしたが
やってるうちに盛りあがり
盛っちゃって抱っこ状態でHに突入♡
結局、枕はいつも「YES」という
オチで終幕するまで
ラブラブな2人を堪能されて頂きました。
天然系が知らずに
俺様彼氏のツボ押しする展開って
MYツボで大好物♪
本作は響太が何をしても
結局は聖のツボを押しちゃうだけなのが
とっても楽しかったです。
出来カプの続編本編の更なる続編なので
甘いのは当然だとは思いますし
本編のオマケなので
コレだけ読む方はいないと思いますが
本編以上にラブラブ要素が強いので
覚悟してご賞味くださいませね♡
※他特典(レビュー済)
コミコミ特典SS付イラストカードは
恋人キスのお話になります。