てんてん
usagi to gigolo to amaenbou
本品は『純情ウサギが恋したら』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。
本編後、六辻視点で術者・ジゴロが
アパートに押しかけてくるお話です。
ある日、六辻は
帰宅途中にバイクに乗った
遊び人風の男に声を掛けられます。
彼は淫兎だった穂澄を助けるためにと
穂澄の姉達が連れてきた術者でした。
その時彼は
自分は契約相手の見つからない淫妖に
精を売るジゴロだと行っていた為
六辻もつい彼をジゴロと呼んでしまいます。
その時は穂澄自身の希みもあり
彼は何もせずに立ち去っていて
今では何の関係も無いはずなので
声を掛けられた六辻はびっくりしましたが
ジゴロなりに淫兎だった穂澄を
心配してのことらしく
ちょっと一杯と誘われてしまいます。
しかし、
一度会っただけの人間と飲むなど
六辻には全く考えられないので
家で待つものがいると断わります。
するとそれが穂澄ならぜひ会いたいと
六辻は強引にバイクの後ろに乗せられて
家路をたどることになってしまいます(苦笑)
アパートの扉を開けた瞬間、
貞操観念の強い鈴ノ助は毛を逆立てますが
ジゴロはひょいと縦抱きにして
首の後ろをくすぐって骨抜きにしてしまいます。
さすがジゴロ♪♪
台所から出てきた穂澄を見たジゴロは
耳もなくて髪の色も違う穂澄に驚きますが
淫兎じゃなくて紅烏だったと言われて
更にびっくり!!
結局、彼は六辻の家での一時で
美味しい白米を炊く釜爺もかまして
妖達にすっかり溶け込んでしまいます。
普段は酒を飲まない六辻も
ジゴロが持参した酒を飲んでもいいか
という気持ちにさせる程で…
B5サイズペーパー
両面を使った長めの番外編です。
妖お助け人を自称するジゴロが
六辻家に押し掛けるお話です。
ジゴロが2人にその後を訊ねる事で
今の幸せな様子が語られるのですが
2人の幸せな様子に当てられたジゴロは
自分は用がある時しか必要とされず
本命になれないボランティアだし
と愚痴モードになってしまいます。
そんな展開に口下手な六辻は
なんといってフォローしたら良いか
と困ってしまうのですが
穂澄はジゴロの周りに
助けてもらった妖達の気持ちが集まって
彼を守っていますよと微笑みます。
六辻は穂澄の優しい言葉に
自分もこうやって救ってもらったと
改めて幸せをかみしめます。
お酒を飲んだ六辻が甘えたになって
穂澄に抱きついて放さないってオチがつくまで
優しい雰囲気に溢れたSSでした♡
個人的にほんわかなムードで
裏設定的な展開がツボで萌2評価ですが
脇キャラのお話だし
本格的な絡み以前の展開なので
人によっては楽しくないかな?!
その当たりはお好みという事で
御了承下さいね <(_ _)>