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aki no lynx fair premium magazine
雑誌「リンクス2015年11月号」とフェア対象作品の帯にある応募券で申し込みができます。
私は、谷崎泉先生の「願いごとは口にしない」が読みたくて応募したのですが、水壬楓子先生の「エスコートシリーズ「フィフティ」の番外編が想像以上に素敵で望外の喜びでした!
他の作品も素敵で未読の作品も買いたくなる内容だったのですが、書ききれないので感想は3つだけに留めます。
「愛も せいいっぱい」
「恋で せいいっぱい」の番外編。本編のラブっぷりがそのままのその後の甘い生活です。怜衣が提案したランプを早速購入した翔哉。その夜、いつもの仲間が集まった場での「(エッチに使うランプは)どれがいい?」「希望はないけど」の会話は笑いました。
「願いを叶えたそのあとは」
「願いごとは口にしない」の番外編。賢一が東京に帰ってきて二週間という頃の話です。なんと言いますか、この淡々とした中で醸し出されます甘い雰囲気がとても好きです。まだ不安の残る朔実を賢一が抱きしめる場面が好きです。ラストに登場する水仙も良いなぁと思いました。
「オーバータイム」
「フィフティ」の番外編。榎本が二十歳の誕生日を迎える日に、真城と志岐と一緒にハイジャックに巻き込まれた話です。三人の落ち着きっぷりが本編と変わらなさ過ぎて面白かったです。ラストの12年後の場面では、巽の他に環と清家がちらりと登場します。
なお、私は先生のコメントを読むまでリンクス12周年に絡めた内容だと気が付きませんでした(笑)
小説とコミックス混合の小冊子。ページの2/3は小説。
マンガのほうをレビューします。
●ひなこ「禁忌-∞-(インフィニティ)」…4P
伏見は学校のトイレで正に咥えさせ「正ちゃんにィ~問題出したろかな。どうして俺のチ●ポは小っさいままなんでしょーかっ。また喉奥使われてオエってしたくないやろ?」と、口開けて舌を出させて…すっかり正のほうが下僕になってます。
その後、廊下で雅臣に「好きすぎてどうにかなりそうだ」と激しいキスをされ、「伏見のを加えた口に夢中になってやがる。みんな死んじまえ」と回想しつつ、手はしっかり雅臣の首に置かれていて、正がすっかり堕ちてところが堪能できました♪
●丹下道「Private SEX~恋人たちのなんのイベントもないただスペシャルな日」恋するインテリジェンス番外編…9P
針生はなぜか浴衣、眞御ちゃんはワンピースのようなロングシャツ。
「お荷物検査しまーす」と針生は交通機関プレイ、眞御ちゃんの裾をめくって「これはなんですか?俺が見ていい?」と絶賛セクハラw
「そ、それは、私の、その…」と言いよどむ眞御ちゃんがかわいい!「ああ眞御ちゃんのおちん」と言う針生の口を塞いで、意地でも単語を言わせない、自分でも言わず「男性器」でごまかそうとするのだけど、そんなのでエロ百戦錬磨の針生はごまかせません。69で形状を確かめられ、騎乗位にさせられて言わないと挿れないと意地悪され、泣きながら言わされちゃってます。
針生がいつにもましてセクハラ親父w
●フジマコ「これだって飼い主の役目ですから!」しっぽをふってついておいで番外編…6P
シロは発情期、玄関にはいるなり荷物を背負ったまま、のぞむのを咥えて「挿れて」と懇願。のぞむが「どこに?何を?」ってシロ言わせようとするのは、恋イン番外編とかぶるけど、待てないシロは大股開きで素直に言っちゃいます。グズグズなシロをもっと泣かせたくて動かないのぞむは意地悪。
あとは本編未読です。北沢きょう先生は年の差恋愛の二人の休日エッチ、倉橋蝶子先生はオフィスエッチ(先輩メガネの方が攻めだと思ったら受けなのが良かったので本編も読みたいです)、楢崎ねねこ先生のは遊園地ダブルデート、中田アキラ先生のはお酒を飲んで酔いつぶれた恋人をみながら出会いを回想。
知らない作品の方が多い小冊子ですが、「禁忌~タブー~」のその後が見れただけで満足です。