すみれ0401
shodousensei to wasoushachou
本編も大好きだった今作。
攻め様の執着っぷりが大好きだったのですが、この番外編ペーパーでも、執着っぷり全開でとても嬉しかったです。
それに、外で、際どい会話を繰り広げているというのも、個人的には萌えました。Hシーンこそありませんでしたが、帰宅後の2人の様子を想像・・・妄想したりして、わくわくドキドキしてしまいました。
マッサージ・・・からの、触られている内に反応してきてしまって・・・という流れ、萌えツボなんです。
本品は『恋という字はどう書くの』の
フェア書店限定配布の特典ペーパーです。
本編後、昇視点で
得意客主宰イベントの帰路での出来事です。
昇は紳士用和装の店
「すなる」を経営しています。
本日は「すなる」の得意客である
ムッシュ・ルロワが主宰する集まりに
恋人である有翔と共に招かれます。
場所は瀟洒なゲストハウスで
メンバーは着物好きな外国人が7割を占め、
珍しさからメディアの取材も入るものでした。
招かれたとはいうものの
有翔はムッシュ・ルロワに頼まれて
その場で希望する外国人に
「和名を書にする」というサービスをし
昇は商品カタログを持参して
配られてもらったので
2人ともにビジネス絡みとなりました。
とはいえ、
ケータリングの食事も酒も美味しく
様々な業界の人々とコネクションもでき
楽しい一日でした。
以前、有翔はこういったイベントに
「美男書道家」として参加する事を
嫌がっていましたが
最近では積極的に請け負っていて
有翔の実力を知る昇としては
嬉しい限りです♪
すぐれているのは顔だけじゃない
昇はそう信じて疑わないし
それは現実になりつつあったのです。
帰路の地下鉄の駅のホームで
しきりに肩が凝ったという有翔に
昇は帰ったらマッサージをしてやろうと
言いますが
有翔には魂胆があるのだろうと
得意顔で言われてしまいます。
そんな有翔が可愛くて
昇はどんな魂胆なんだと問い返し
有翔の反応を楽しみます(笑)
お前がしてほしいマッサージをしてやる
身体中、どこでも…どんなことでも
しれっと応える昇に
有翔のうなじはますます赤くなり…
A4サイズペーパー両面を使った
文庫頁7枚分の番外編です。
ずっと恋し続けてきた有翔と
恋仲になって嬉しくて堪らない昇視点での
本編後日談になります。
本編で有翔がしたパフォーマンスは
有翔の気持ちを大きく変えた事が
本作でも良くわかります。
そんな有翔の変化が嬉しく
昇は「美男書道家」のプロデュースに
一役買っておきながらも
認知されると嫉妬と不安も感じるのです。
恋人を自慢したいけど
自分だけのものにもしておきたいって
昇のジレンマが楽しいお話でした。
本編は有翔視点なので
有翔が振り回されている感じで
展開していましたが
昇視点で見ると
有翔にも原因はあったのかなと
思わされるような雰囲気でした。
惚れた側視点だからかも?!
ですけどね (^-^)/