それが恋とは知らないで 連続刊行記念ペーパー

恋人の真意を求めて

本品は榛名悠連続刊行記念フェアの
読者プレゼントペーパーで対象文庫
『それが恋とは知らないで』番外編です。

吉野視点で圭一に
大聖大接近禁止令を出されるお話になります。

昨日、吉野は
しばらく(圭一の通う)大聖大に
来ないでほしいと告げられます。

なぜそんな事を言われるのか
吉野には全く心当たりがありません。

少しでも一緒にいたくて
一時間かけても会いに行っているのに
自分がいたら何か不都合な事があるのか?

まさか、浮気?!

しかし、即座に
以前にもそうやって思い込みだけで
先走った苦い経験が蘇り
即座の行動を思いとどまるのですが

翌日には居ても立ってもいられずに
何食わぬ顔で大聖大に向かいます。

すっかり馴染んだ他校のキャンパスを
勘を頼りに突き進み
愛の力で圭一を見つけます♪

吉野は自身のストーキングスキルが
ドンドン上がっていくようで
情けなくも有りますが
気になるので仕方がありません。

友人の鮎川と別れた後
圭一は図書館に向かい始めます。

そのまま後を付ける吉野ですが
建物に入ったところで一人の女子が
圭一に話しかけてきて･･･

A4サイズ両面で
長めなサイドストーリーになります。

圭一に接近していた女子は
吉野宛のライブチケットを
圭一から渡して欲しいと懇願していて
吉野を憤慨させます。

しかし、圭一はタドタドしくも
吉野には独占欲の強い恋人がいるし
吉野もその人にベタ惚れだからと
お断りしてくれます。

吉野、大感激!!

どうやら吉野目当てで
圭一に接近する女子が増殖した模様。

敏い吉野は
自分が大学に来るなと言われた理由を察し
恋人のヤキモチに感激して一気にラブモード、

2人が吉野宅に直行するオチまで
ヤキモキする吉野を
楽しく読ませて頂きました(笑)

本編は天然な圭一視点なので
吉野の言動の真意が
イマイチ掴み切れませんが

吉野視点だと
一応の筋は通っているのですよね。

吉野的には
自分の方が振り回されてると
思っているのだろうなぁっていうのが
私的にはツボって面白かったです　（＾－＾）v