てんてん
gush bunko june bride hanayome faire
本品はコミコミスタジオ限定で行われた
ガッシュ文庫ジューンブライド花嫁フェアの
特典小冊子で三作の番外編を収録しています。
『蠱蝶の殉情』番外編
都に曲芸団がやってくるお話になります。
苓鈴が毒を纏わなくなって
いくつかの季節を過ごしたある日。
苓鈴は職務の間に
顔を見せに来た神開から
都に曲芸団が来ている事を教えられます。
神開はまるで少年に戻ったかのように
曲芸団の様子を語り、
見たくはないかと苓鈴に問いかけます。
いつもつんけんとそっけない苓鈴にも
神開は優しく深い愛情を注いでくれます。
見たくない事はないのですが
神開とともに見る為には
城下の警護も考えねばならず
どうしても無理があります。
そういった苓鈴を
神開はとても優しい人だと言って
苓鈴の頬を真っ赤にさせてしまい…
B6判カラー表紙(三作の文庫カバー同イラスト)
各作表紙含めて4頁全16頁ですので
片面ペーパーよりは少し長めという感じです。
『蠱蝶の殉情』番外編は
苓鈴の指摘は神開も考慮していて
城内での公演を座長に交渉していた
というオチなのですが
素直な振る舞いの出来ない苓鈴が
神開には可愛くてたまらないという
お惚気モード全開のお話でした♡
『神鳴り花~傾国の神官~』番外編は
皇帝の寝所で目覚めたハルの貞操帯が
砕けてしまっていた話、
『花嫁代行、承ります!』番外編は
博臣の会社のイメージ映像のために
奏多がドレスを着てモデルをする話
になります。
私のお目当ては
『花嫁代行、承ります!』で
再度の花嫁衣装に奏多は嫌嫌なのに
博臣は一年前より艶が増したと
ご満悦なのが面白かったです。
「ジューンブライド」がテーマなので
三作ともに攻様の可愛がられている
幸せな花嫁モノで楽しく読めました♪
受様達は攻様達に何をされても
結局は許しちゃうというのは
幸せだからなのでしょうね (^_-)