ふばば
dekiai otoko to junai yarou
本編の直後っぽい、「馬鹿100回記念H」の場面です。
例によって、激しめな行為を好む聡に合わせていつも以上に責めてくる西村。
何度果てたか分からなくなるまで狂わされた聡に対して、西村は『あともう一回くらいならいけそうだ』という絶倫振り。
『もう打ち止め』と笑う聡に『どうせ明日は休みだ』とまだまだやる気の西村。
聡はそんな西村の過去が何となく気になって。
聡は西村の素性や過去をよく知らない。現在警察官僚である事と実家が裕福な事、それ以上の詮索もできない雰囲気で。
愛撫の途中でふと問いかける。『アンタの初めての相手ってさ……どんなやつだった?』
本編で語られた通り、その相手は危ない宗教団体「神泉会」の幹部。公安の追う男。もちろん西村は何も云わない。聡も何も聞けない。
あんな事件のあとで大人の仲直りをして、多分2人はずっと恋人同士なんだろうけど、仕事上でも性格的にも、全てを聡にさらす事は恐らくないであろう西村との関係は、聡にとって幸せ100パーセントの恋ではなさそう。
結局このペーパーも次なる事件への伏線みたいな書き方になってるし、やはり完結とは思わずに気を長くして続編を待つ事になってしまいそうです。
本品は『溺愛オトコと純愛ヤロウ』の
フェア書店限定配布の特典ペーパーです。
本編直後
百回目の馬鹿記念にHするお話です♪
出会った時から西村は
柏木に「馬鹿」言われ続けていますが
持ち前の記憶力でカウントし続け
川上の逮捕で一応の決着が着き
大隈の店で飲んだ帰り道
めでたく(!?)
百回目の「馬鹿」を浴びせられます。
西村は百回目記念を喜んで
柏木をいつも以上の快楽の海へと誘います。
どれだけ達しても襲いかかる快感に
嬌声ををあげて何度も果てる柏木。
西村は律義に数を数えていましたが
途中からはその声すら聞こえなくなり
柏木はいつまでも
身体の疼きが止まりません。
もう吐き出すものもないのに
欲望に忠実すぎる柏木の本能が
まだ西村を欲しがっていたのです。
これ以上やったら
明日立てなくなるだろ、馬鹿。
西村は百一回目の馬鹿を
すかさずカウントし
そのまま柏木の腰を引き寄せます。
別に立てなくなってもかまわないだろう。
どうせ明日は休みだ。
今まで色々な男と付合ってきた柏木ですが
こんなに激しく狂おしい快楽を与える男は
西村が初めてでした。
西村の経験値の高さに
思わず彼の元カレ達の存在を思うのですが
付合って半年経っても柏木には
西村の素性や過去は謎のままです。
アンタの初めての相手ってどんなやつだった?
何気なく尋ねたつもりでしたが
西村が一気に『公安の蛇』の目に変わり!?
本編直後、
本作中の事件に一応の決着がつき
2人でしこたまヤルお話になります。
ほぼ睦見合っているだけ♪♪
西村が絶倫のテクニシャン過ぎて
柏木が彼の過去に思いをはせて
西村の「初めての男」の話題になります。
しかし、西村の「初めての男」は
彼が追っている宗教集団に絡むので
西村が語る訳はないのですよね。
それでも柏木は
西村の職業柄とデンパな性格を鑑み
自分にも言いたくない過去はあるし…と
西村が言いたくなるまで待つって
オチなのですが
なんか納得いかない!! ヽ( `へ´ )ノ
前半は2人が濃厚に絡んでるだけ
後半は本作同様引っ張った伏線絡みで
なんかモヤモヤ感がぬぐえな~い。
わざと引っ張った訳ではないのかもですが
SS位は後味良くすっきり読みたかったなぁ。