てんてん
kannoushousetsuka wo shukufukuchu
本品は『官能小説家を祝福中』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーになります。
本編直後、
結婚披露パーティでの一コマになります。
紅葉と龍がパートナーシップを結ぶ事を
認める為の条件として催された結婚式。
両家の母親達は協力し合って
万全な結婚式をしてくれ
式後にはレストランを借りて
披露宴パーティが行われます。
龍はいとこをはじめとした
職場仲間たちとわいわいと盛り上がっていて
意外な事に両親達も
列席者と積極的に交流しているようで
今は宮野が4人に囲まれていました。
天堂は紅葉に
お祝いの言葉をかけてくれるのですが
天堂と若葉の関係に気付かない若葉は
母親達の出した条件をクリアする為に
男同士の式に招いてしまった事で
とても恐縮していました。
あの男が好きなんだろう
自分が好きになった相手が
自分を好きになってくれる。
そんな軌跡、
めったに起こるものじゃないぞ
天堂の言葉に
龍と出会ってからの10年が
思い起こされて…
本編では
紅葉側の列席者条件を満たすため
龍は若葉と天堂に白羽の矢を立てます。
龍は若葉に天堂との関係を匂わせて
ほぼあてこすりなセリフで出席を乞いますが
若葉と天堂の関係に気付いていない紅葉には
終始何が何やら状態(笑)
ココはその噛み合わなさが
なかなか面白いシーンなのですが
若葉と天堂の関係を判っていない紅葉には
結婚式で天堂がお祝いを言われても
ホントはどう思っているのかが
とても気にかかっていましたので
紅葉の気が晴れるオチとなっています。
まぁ、天堂は
自分達の事を惚気たりしてるので
ホントは紅葉が気にする必要なんて
最初から全く無いなのですけどね。
そのあたりを楽しめるのは
龍と天堂と若葉+読者ってことで
まだまだ紅葉はアタフタしそうです(笑)
紅葉の天然さと天堂の強かさが
堪能できるSSでした♪