ちゅんちゅん
etsuraku yorimo fukaku
本編よりまた一年ほどだった桜の季節
桜が咲き始め、頭に桜の花びらを頭につけて帰った伊織に黒髪には桜がよく似合うと貴船は言います。伊織は貴船には華やかな花が似合うだろうと考え、華やかな枝垂れ桜の花見に行こうと誘います。
お弁当を作ろうと張り切る貴船は伊織のおにぎりを持っていきたいとお願いします。
伊織のおにぎりには愛が詰まってるから美味しいと。
相変わらずお互いが好きすぎるラブラブな2人でした。
ごちそうさまです。
本品は『悦楽よりも、深く』の
フェア書店限定特典ペーパーです。
本編終了後
春になり2人でのお花見を計画するお話です。
桜が咲く頃になると
春間近である事を感じると浮き立つのは
心なのか、身体なのか
春という季節は
何度も迎えているはずなのに
伊織にとって今年の春は
ことさら美しく感じられます。
ようよう身辺が落ち着いたせいなのか
帰宅すれば貴船が部屋にいる事が
帰りの挨拶と口づけを交わす事が
当たり前になっているのに
何度かキスしても飽きる事がありません。
伊織の髪に着いていたらしい
薄桃の花弁をつまみ上げた貴船も
微笑みながら面映ゆい言葉をくれます。
あなたの髪は黒いからとても映えますね
貴船に似合うのは薔薇かカトレアか
ソメイヨシノよりももっと派手な
花が似合うに違いない。
伊織は大名屋敷跡に造られた
庭園公園にある花木が浮かび…
本編でまとまった後の
短編もかなりなラブラブっプリでしたが
本作もラブラブという以外に言葉がない程
2人だけの世界で綴ったSSになります♪
伊織が思った庭園の花は
滝のように花が流れる枝垂れ桜。
ライトアップされた桜の下にたつ
雅な貴船の姿を想像してうっとりするのですが
貴船も貴船で桜の下に立つ伊織の美しさを
伊織に力説するという展開で、
こんなに
お互いを好き過ぎて良いのか等と考える
伊織は既にイっちゃってますよね。
想像だけでも桜よりもお互いなら
外でお花見しなくても良い様な気が
しなくもないような甘々ぶりでした(笑)