はるぽん
miko to shinju no moribito
情報登録はありましたが、あらすじが書かれていなかったのでご紹介を。
アニメイトで購入予定の方で、内容を知りたくない方はネタバレですので気をつけてください。
ともに暮らす小屋で目を覚ました我緯は、隣に芙蓉がいないことに気づく。
室内に姿がない。窓から庭や畑を覗いても、あわてて靴を履いて裏庭を見てもいない。
どんどん不安になって、つい大声を出してしまう我緯。
芙蓉は、ふたりで植えた天竺桃の木の上にいた。我緯が呼ぶのに気づいてするする降りてくる。手には小ぶりの桃をひとつ持っていた。
我緯の焦りも知らぬまま、「小さいけど初めて実ったんだ、一緒に食べよう」と言う芙蓉。まだ小さくて酸っぱい、というそれを
「酸っぱいのは苦手だからおまえが全部食べろ」
と我緯は全部芙蓉に食べさせる。芙蓉は
「我緯にも苦手なものがあったんだ」
と笑いながらすべて食べ、じゃあこっちをあげる、と我緯に不意打ちで口づける。
我緯にとって最高の滋養である神子の口腔をさんざんむさぼりつくし、
「小屋の中に行こう」
「えっ?」
「お誘いじゃないのか?」
との甘々なやり取りのあと、芙蓉を抱き上げて小屋に運ぶ我緯。
というお話です。
短い話の中で、芙蓉の不在に不安になる我緯が、本編中のエピソードがトラウマになってるんだなぁ、とちょっとかわいそうになったり、小屋に連れ込まれそうになった芙蓉が「本当に無理だから! 昨晩だって何度も何度も」と口走ってたり、「当然だろう、芙蓉は二回目以降のほうが、とろとろに蕩けて前後不覚で可愛い」と我緯が盛大にのろけてたり、いろんな萌えが堪能できるペーパーです。
本品は『神子と神獣の守り人』の
アニメイト特典ペーパーです。
本編終了後
初めて天竺桃が実った日のお話になります。
我緯が芙蓉と暮らす小屋は
人が踏み入れない様な難所に有ります。
その小屋は仕切りもなく
全てを一目で見渡せるほどで
庭や畑もとても小さなモノです。
いつも芙蓉とともにある我緯ですが
目を覚ましたら芙蓉の姿がありません。
チクリと不安に胸を刺された我緯は
ツイ大声で芙蓉を求めてしまいます。
その声に芙蓉が応えたのは
天竺桃の木の上でした。
この地に植えられた天竺桃は
小屋より高く成長し
初めての実を付けていたのです。
小ブリながらもやっと実った桃を
芙蓉は笑みとともに我緯に差しますが
桃は芙蓉の神力に植えた為
我緯は受け取りません。
それならと芙蓉は口づけで
桃の滋養を橋渡ししてきて…
本品は
B5版四つ折りの3/4の長さのSSですが
本編中のちょっとしたエピソードが
活かされているのがニクイです♪
芙蓉の不在に焦る我緯とか
芙蓉のために天竺桃を植えてる等に
本編の影をよりリアルに感じます。
芙蓉が初めて実った桃だからと
我緯にも食べさせようと差し出すのに
我緯が酸っぱいのは嫌いだからと断るのが
とっても微笑ましい上に
ソレを真に受けて
甘くなったらあげるねって芙蓉も可愛い♪
さらに芙蓉が滋養だけなら
酸っぱくないし平気だよねって口づけたのを
我緯がお誘いだ、煽ってるという展開は
ラブラブ過ぎるぞー(笑)
ラブラブな萌えを堪能したいなら
こちらのSSをおススメです。