すみれ0401
mitsuiro etoile
以下、内容になります・・・
本編のその後のお話になっています。
トゥールーズに暮らす清親と、パリに暮らすナオキ、年明けに2人で一週間の休暇を取ることに。
さて、どこで過ごそうかと・・・と話し合う2人。
日本に行くのもいいな・・・とも思ったけれども既に日本での住まいは引き払ってしまっている2人。
それが残念だ・・・と、ナオキが言うので、清親が理由を尋ねると、ナオキは、こたつがあってあたたかかった君のあの日本での部屋が好きだったのだ・・・と答えた。
それに対して、こたつ、トゥールーズの住まいにも持ってきているよ・・・と答える清親。
その一言で、この休暇はトゥールーズの清親のアパートで過ごす事に決まった。
清親のアパートに着いたナオキ、早速こたつを見つけて嬉しそうにこたつに入るナオキ。
あまりの気持ちよさに、ここからもう離れられないかもしれない・・・と言うナオキ。
そして、見つめ合う2人・・・実際に顔を合わせるのは夏の休暇以来の2人なのだ。
そして、ナオキが、こたつは凄いけど、このままじゃきみに触ってもらえないんだな・・・と清親に向かって言い、うっすらと目を潤ませ、吐息をこぼしながらまぶたを閉じると・・・たまらなくなった清親はナオキの頬に、耳元・・・と指で触れ・・・
あれほど離れがたかったこたつからナオキも出て、立ち上がり、2人で抱き合いキスをした。
そして、口づけを重ねながら寝室へと移動する2人なのであった・・・
(以上)