すみれ0401
konya bokku wa chef no mono
書き下ろしSSは、本編のその後のお話になっています。
以下、ペーパーの内容になります!!
一年ぶりに夏至祭(本編では一年前の夏至祭を共に過ごしています)を共に過ごそうと再びコテージにやってきた冴久と碧人。
先ずはサウナで汗を流し、夕方までベッドでいちゃつこうと思っていた冴久だったが、碧人の、「コテージに着いたらすぐに泳ぎたい」という希望を優先する事に。
ところが、水着に着替えに行った碧人が一向に部屋から出てこない。
そして、ようやく出てきた碧人だったが、なんだか様子がおかしい。
水着に着替えたはずなのに、何故か腰にバスタオルを巻き挙動不審。
水着を忘れた訳でも、フリフリやスケスケ水着を着ている訳でもないというが、では一体どういう事なのか、いよいよもって気になってしょうがない(しかもどんな恥ずかしい水着なのか・・・と、期待も膨らむ)冴久・・・
笑わないって約束してください・・・と言って、バスタオルを取った碧人。
身に着けていたのはごく普通の・・・でも、24歳の青年が身に着けるにはちょっと普通ではないかもしれない、そう!!!スクール水着(もちろん男子用)。
碧人は日本に居る両親に水着を送るよう頼んだものの、その際に母親が間違ってこの水着を送ってきたのだという・・・
しかも、碧人も先ほど着替える段階になって初めてそのことに気が付いたのだと・・・
恥ずかしがる碧人をよそに、スクール水着と碧人の組み合わせがなんだか卑猥に見えてきて、挙げ句先週の情事を思い出し、完全にスイッチの入ってしまった冴久・・・
泳ぐのは後にしよう!!と、碧人を強く抱きしめた。
屋外の、しかもいつだれが通ってもおかしくない桟橋の上で盛り上がりだした冴久に焦った碧人は、せめてベッドに・・・と懇願します。
すっか冴久のペースにはまったとも気づかない碧人。冴久とのとんちんかんなやり取りの末、2人は愛しあうためにコテージに戻るのでした。