江名
kami wo kiru hi sonoato
同人誌「髪を切る日」の続きで、
岳が短い金髪にしてから約2年後のある日、のお話です。
練習を終えて着替えている岳に、
「髪、伸びたな」と声を掛けて、その頭を撫でる一弥。
「もう2年近くこの髪型だな、飽きねぇのか?」と聞かれて、
ちょっと頬を赤くてうつむきがちに、
『はい、気に入ってるんで』と返す岳。
「そっか、そっか、ひよこみてえで可愛いもんな~」と、
さらに髪を撫でる一弥と、
静かに照れた様子でされるがままになっている岳が、
なんともほのぼので可愛らしい。
「俺はお前の目が好きなんだ」と、
目がちゃんと見える髪型でずっといろと言って、
おでこにチュッとキスをしてくる一弥に、
顔を上げずに『それ、前も同じこと言ってた』と返す岳。
相変わらず、岳は控えめで恥ずかしがりだなぁ。
最後のコマでは、
「何十回でも言うぞっ、ひよこめ~可愛いな~くそーー」と、
一弥が岳の髪を強くわしわしして可愛がっていて、微笑ましい♡
「髪を切る日」のラストが切なかった分、
改めて「本当によかったね…岳…」と、
心がほっこりするエピソードでした(*´ω`*)
時間が足りなくて同人誌に入れられなかったからと、
庭前夜遅くに睡眠時間を削って描いておられるつぶやきを見てたので、
余計にふたりのこの日常のほのぼのが尊く感じられます、
素敵なペーパーに心から感謝です m(__)m