江名
bouzu to kkumo
本に折らずに挟めるA6サイズのしっかりめの紙に、
出逢ってすぐの頃のまんがが載っていました。
まだ幼い顔をしてる頃の蜘蛛に、
『お前さ、なんで俺に付き纏うンだ』と坊主が尋ねると、
もらった干し芋をもぐもぐ食べながら、
「だんなおいひいタべモノふれる」との答えが返ってきます。
それを聞いて、チッと口を鳴らして、
『ガキが指をくわえて見てる前で飯食えるほど、
神経図太かねえんだよ』と面白くなさそうな坊主。
すると蜘蛛は、
「ほんとはね…、旦那にひとめぼれしたんだ」と告白。
それでも坊主は、
『はっ、一目惚れ? 難しいコトバ知ってんなぁ』と、
軽く流して、まだ全然ほだされてくれる様子はナシ。
蜘蛛は「うわぁん、ほんとだもん!!!」と、
半泣きで坊主に飛びつきます~~(坊主は呆れつつ嫌がってます)
最後は「こんな時期もありました。」と。
抱かせてもらえるまで、蜘蛛がんばれーー☆
ああ~こういうの読んだら、
最初のエッチとかも読みたかったな~って、思っちゃうな。