Krovopizza
kayoubi wa mou matanai
加藤視点のSSです。地の文の一人称「私」と「長門さん」呼びに萌え♪
恋をしたことはあったけど、病気のせいで、恋愛として相手との関係を結ぶ勇気は出なかった加藤。
長門にナンパされたときも、最初はそれが恋愛に発展するとは思っていなかったのに、いまや彼に名前を呼ばれるだけで胸がくすぐったくなってしまい……
同居をはじめ、すっかり新婚モードな二人。
今まで料理をしてこなかった加藤は、味つけのセンスは良いけど、キュウリのスライスは切り紙細工のように長く連なってしまいますw
謝る加藤を、長門は後ろからそっと抱きしめ、
「新婚家庭みたいでこれもまた楽しい」と。
さらに、
料理でも、ベッドの作法でも、加藤に教えてやるのは楽しい、
何もかも俺が初めてというのがたまらない(←分かる気がしますw)
など散々甘いセリフを口にしたあと、
「加藤は俺のものだからな」
とまで。
加藤も、愛されることや所有宣言されることが嬉しくて、
「あなたも私のものなら、何でも教えてもらいます」
「もちろんだ」
と、甘いキスを交わす二人。
こんなにラブラブで、新婚ムード全開なのに、長門が相変わらず苗字呼びなのも何かいいなと思いました。
普段は苗字呼びだけど、ベッドの上でだけ名前呼びに変わる長門システムは、今後も継続してほしいですw
本編後の幸せに暮らす二人の姿を見ることができて良かったです。