ココナッツ
b-prince bunko soukan 1shunenkinen gokujo booklet
B-PRINCE文庫の創刊七周年ブックレットです。
すごいのはどの作家さんも四ページずつしっかり書かれていて、中身もきっちり。
ラインナップは、
『恋愛革命』青野ちなつさん
『朱雀が花嫁〜紅帝の寵愛〜』秋山みち花さん
『背伸びするからキスをして』さとむら緑さん
『吸血鬼たちの淫らな晩餐』田知花千夏さん
『王様の甘い謀』chi-coさん
『住職様のお気に入り』千島かさねさん
『契約恋愛』野原滋さん
『家政夫はお仕置きする』火崎勇さん
わたしはこの中では、千島さんとさとむらさんの対象作品しか読んでいません。
あとは青野さんの恋愛革命シリーズを少しだけ。
なので他のお話は本編をまったく知りませんで(苦笑
わたしみたいな読書傾向の人間にはもったいないですね。
『恋愛革命』は、相変わらずの泰生の俺様至上主義には笑ってしまう。そういえばこういう人でしたねえ(苦笑
占い師に自分の恋人のことをばっちり(性別は反対でしたが)当てられた潤は上気して泰生へ報告するのですが、それを俺様風解説で解き明かされてしまいます。
潤の占いの目的は実は、もうすぐ訪れる泰生の誕生日プレゼントのことで…
そこのところもすっかり泰生に白状させられてしまう潤が青くなったり赤くなったり、可愛かったです。
さとむらさんの『背伸び〜』は、表紙の攻めの眉毛がすべて持って行ってしまった記憶があります。
攻めはズブズブに甘くて、受けは明後日の方向に突っ走るとかそんな感じだったような。
いつもとにかく紳士で、エスコートは攻め。
それを今回は受けがすべて計画し、デートでリードするというSSです。
『住職様〜』はわたしが初めて読んだ千島さんの作品だったのですが、コメディで面白かったのでこの小冊子はこちらの作品目的で応募しました。
本編に登場した当て馬さんが爽やかな風を運び、攻めの住職様は煩悩だらけの風を運んでくれるという仕様でございます。
俺様エロ坊主、健在(苦笑
この四ページという枚数に、しっかりエロもぶち込んで下さっておりますよ。