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inugami to naisho no muikakan
悟視点です。
智一が一人だけツミとサギに会いに行ってズルい!いい匂いがするからわかるもん!って怒る悟。
仕方なく智一が悟も連れて行くと…。
悟視点なためかエロ描写はありません。
しかしなあ、こんな小さな子を連れてきて一晩放っといて、自分たちはエロいことしてなあ。
ココアとお別れが寂しくて泣く悟。ココアが頑張って会いに行くよって。数年後栗色のワンコが現れるようになりましたとさ。
うーん。悟視点は微笑ましいのですが。
智一がねえ。そのままでいいの?と心配になります。
悟メインの話。
兄はなにやら犬神といるといつも甘くて良い匂いを漂わせていることが気になって、ある日の夜、絶対に悟を呼んだりしないとサギリと約束したのを破ってその様子を見に行こうとします。
あんなに良い匂いがするんだから、絶対お兄ちゃんはなにかイイコトをしているんだ! という子供の好奇心で。
でも、そんな悟をココアのお母さんが襟を引っ張って止めようとします。
ほらみたことかとサギリに笑われると言って。そして寝ぼけたココアも悟と一緒にいたいと甘えたことから、気になる気持ちをグッとこらえて翌朝を待ちました。
早速朝の挨拶に行ってみると、そこには兄と犬神2匹が寝てただけで拍子抜けする悟。
帰る段になったら今度は悟はココアと離れたくないと駄々をこねるように。
お兄ちゃんはいつもヤマツミやサギリと会えるのにずるい、自分はココアには神社では会えないからと兄に当たる始末。
するとココアは今自分は悟に会えるように頑張ってるから待ってて、約束、と神社で会えるようになることを約束して、数年後にその約束が果たされるという話でした。
いやー、これ読むと俄然ココア×悟の話を読みたくなりました。
兄に負けず劣らず神社に通い詰める悟とか想像しただけでによによ。
ココアの毛色は蜂蜜色だそうなので、人間型を取ったときの美しさまで想像できてこれまたによによ。
悟のことが大好きで大好きで、悟のために一生懸命頑張るココアが健気で愛しいです。
本編よりもこのSSの方が萌えたくらい。