宮原きの子
mushoku toumei
無色透明ってタイトルが素敵です。
なんか、綺麗な感じがします。
雨が好きらしい祐仁は雨に濡れると溶けてなくなっちゃいそうな気がします。
先生も結局は祐仁が好きすぎて何だかんだ世話焼いてるから、先生いつも怒ってばかりのところがあるけど以外と優しいんですよね。
髪が雨に濡れたまま寝ちゃって、シャワーで暖まらないと風邪引くぞって言う先生。
でも、寝ちゃう祐仁に知らんぞって思いながら一緒に寝ちゃう先生。
翌日、祐仁が風邪引いてても文句でも言いながら看病してあげるんだろうなって思います。
「下衆とあばずれ」「無色透明」2ヶ月連続発売記念フェアの限定封入特典小冊子って事らしいですが、
この「下衆とあばずれ」本編には全く関係ない「無色透明」の番外編って事ですが、
まあ、この「下衆とあばずれ」本編自体が、なんというか、余韻をたっぷり残して終わる短編集だったので、この小冊子も、なんとなく甘切ない雰囲気はたっぷり伝わってくるし、これだけで終わっても、それはそれで雰囲気的には違和感もそんなにないから、まあ、これだけでもいいと思う。
セルフつっこみ
こういうとき、加齢による忘却力の進化に感謝しちゃう。
この小冊子から待つことちょうど1ヶ月、
やっと本編の「無職透明」のコミックが出て、この小冊子の謎も解けました。
攻めの先生が、カメラマンだったこと、
雨の日が特別なのは、受けが攻めに拾われた日が雨だったからってこと、
攻めは受けを抱きつつも、
なかなか優しく接することができなかったり、他にも相手がいたりしたので、
雨の日に一緒にいれると受けはとても嬉しいってこと。
でも、本編のコミックを読んだ後にこちらの小冊子を読んでも、
「ああ!そうなんだ!」と思わせるような情報があるかというと、そうでもなく…
最後、ちょっと甘い空気なのが、レアと言えばレアかな?
この小冊子を読んで、このままだと謎が残ってモヤモヤする!
そう思って本編コミックを買った身なので、商業手法としては成功だと思うのですが、
読めてよかった~付けてくれてありがとう~~という気持ちには、
あんまりならないかなぁ。
本編にはなかった情報が隠れていたり~とかだと、お得感があっていいのにな。
高望みしすぎでしょうか~~?
冒頭、雨の中を傘もささずに歩く少年が、一人。
「雨は 先生と出会った時を思い出すから 楽しい」
ってまあ、それはいいんですが・・・
これ、誰?
え?「祐仁(ゆうじん)」って――「下衆とあばずれ」の四ツ目の下の名前そうだっけ?
それとも「やさしい月」の・・・??
や、マジで探してしまいましたよ、祐仁。
あとでここを読んだら、ちゃんとkrovopizzaさんが正解を書いてくださってたんですね。
そう言われてみれば、小冊子の表紙にもちゃんと、
「[下衆とあばずれ][無色透明]2カ月連続発売記念フェア―― 無色透明」
と書いてあるし。
はい、来月発売の「無色透明」の予告編だったようです。
なるほど。
しかし――
これって初回限定の「特典」?
映画館に入るとComing Soon!な映画の予告編はタダで観れますけど、それって「特典」って言うんですかい?|д゚)
ま、私の場合はどうせ特典付いてなくても予約してたし、言ってみただけですけどもぉ。
とは言え――
「下衆とあばずれ」の2人、もそっと読みたかったなぁ。。。(´;ω;`)ブワッ
ひょっとして「無色透明」読んでみたら、この小冊子に俄然プレミアムを感じるかもしれませんけどもね☆彡
というワケで、「無色透明」、来月発売らしいです。予約受付中!(←なんで私が宣伝を)
7/10発売の『無色透明』の宣伝?
描き下ろし漫画8ページを掲載した小冊子です。
祐仁(受)は雨の日が好き。
「先生」と出会った日を思い出すし
先生もいつもより優しいから―――
無邪気な青年と、彼の恋人と思われる先生の
他愛ない会話と情事。
これだけ読むと「…で?」で終わってしまう。
公式にあらすじも出ていない状態でこれを特典にして
果たして宣伝になっているのか。
普通に『下衆とあばずれ』収録作の番外編で
よかったんじゃないかと。
しかし調べてみると、どうやらこの『無色透明』は
既刊『恋っていうのは』の受の過去編になるようなので
既読者の方には感慨深い特典内容なのかもしれません。
また、『恋っていうのは』内容を調べたところ
過去編の『無色透明』は
なかなか切なくビターな話になりそうな予感。
色々書きましたが
新刊で過去編をどう収拾つけるのかには
わりと興味があります。