kirara
love chair
『ケダモノ』シリーズ全10巻刊行記念の番外編ペーパーです。
本編終了後1か月半(文庫のSS『Like a beast』の1か月後?)。
李(今は『廣』徳文の名に)は、香港マフィア・龍牙の後継者となっています。
ボスの不在に組織を取り仕切る李の元へ、無事に結ばれた恋人・秀華がやって来ます。相変わらず主従関係はそのままに、でも以前とは別人のように秀華を大切に扱う李。ボスの椅子を勧める李に、秀華はそれを拒んで李を座らせ、自分はその膝の上に。
う~ん、あまあまです。本編シリーズでずっと切ない思いをしてきた秀華だから、思う存分甘えればいいとは思うけどね。
そして、また連太郎のところへ押しかけようと目論んでいるようです。
一方、日本の一明のマンションに泊まりに来た連太郎は、↑のせいか(?)くしゃみを。
それを見た一明に『風邪が流行っているようだから早めに休もう』と言われ・・・
やっぱり一明はケダモノで変態でした。いまさらか。
ちなみにタイトル『ラブチェア』の意は、秀華が李のお膝に座ってるころ、連太郎は一明に背面座位で・・・