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amayaka na hibi
本編のその後、欧州へ留学で向かう船中の話です。
松倉(攻)の視点で語られます。
初めは外国人ばかりの一等船室に慣れず引きこもりがちだった望(受)ですが、知り合った在日フランス大使夫人や、懇意にしている外交官夫人の主催するサロンで、着物の着付け方を教えたりして、徐々に馴染んでいきます。
松倉は有難く思いつつも、船中では甘い日々を過ごすつもりだったので、内心面白くありません。望はそんな松倉をなだめ、松倉が他の人に誘惑されないか心配だと話して…という話です。
二人のいちゃいちゃぶりが読めてニヤけてしまったのですが、フランス大使夫人と外交官夫人が出てくるのがちょっと紛らわしかったことと、パーティ用のドレスをもらった望に着せて、松倉が押し倒すのが唐突に思えました。親しくなった相手に女性用ドレスを贈る風習があるとか、騙されちゃいかん、望!