marun
binwan kenji tachikawa no tsumi
本編で気になっていた加害者の宝蔵院千影さん、意外に好きなキャラだったので
本編のその後がかなり気になっていたので、とっても満足なショートでした。
裁判でブリーダーなんて言われ、毒気抜かれたような千影さんは最終的に10年の刑期。
そして収監された医務室には被害者だった真弓ちゃんがいるのですが、
どんな風に吹っ切れたのか、真弓ちゃんは千影さんにとって今では嫁犬になっている。
虎王が千影さんの犬だから確かに嫁犬なのですが、毎日医務室日参して
嫁犬を可愛がるのですがほのぼのしていて面白い。
千影さんが幸せそうで良かったと微笑ましくなったショートですが
真弓ちゃんにとってはキャンキャン吠えたくなる嫌がらせかも。
本編のあとの裁判で、5年前の事件についての真相を語った宝蔵院。
その結果、上乗せされた懲役10年6か月の判決を受けて、愛染が刑務医として勤める刑務所に収監されたんですね。
そして、毎日のように医務室に顔を出して、真弓を『嫁犬』と呼んで可愛がろうと・・・
文字通り、ホントに『飼い主』として『飼い犬(の番相手)』を可愛がるんですね~。膝に頭をのせて撫でたりとか。
やっぱりコイツ、いろんな意味でフツーじゃないわ。ものすごく苦手なんです、こういうキャラクター。
イヤもう、まさに『館川の罪』です。本編の裁判中の館川の言葉(『ブリード』がどうたら~の)が原因ですから。
本編はまったく好みじゃないんですが、やっぱり日向さんのSSは面白い!と言っちゃっていいのかなぁ・・・