茶鬼
mangaka ga sunao na riyuu
本編は光希視点でしたが、こちらの番外は孝史視点。
本編の中でも彼の光希への愛情は充分に伝わってきましたが、それを更に感じさせる
二人は恋人というより、ほんとうに夫夫なんだな。
を感じさせるショートです。
具合が悪くてリビングで横になっている孝史は、光希に心配させてはならないとおかしな言葉でごまかすのですが、それはわかってしまう。
ちゃんとベッドで寝てくださいと言われるけれど、光希の側にいたい孝史。
そこで綴られるのは、今まで妹を守る立場だった自分が守られる立場になっているという、ありがたさと心地よさ。
かいがいしい光希にキスしたいと言うけれど、うつるからと自制したところ光希は不服そう。
その姿にムラムラするのだがそれは光希にビシっと怒られる。
こんなかわいい生命体はこの世にはいないと実感する孝史・・・というもの。
男女のやりとりと何ら変わらないやりとりですね~
孝史のトラウマとなるべき過去が本編で語られていましたが、だからこそ、こういう家庭にあこがれていたんでしょうね。
それを実現できているのだから孝史はもちろん幸せですよ。