kirara
hanakanmuri no seiyaku
『花冠の誓約 ~姫君の輿入れ~ 』の特典書き下ろしペーパーです。
本編レビューにも書きましたが、こちらの本編は個人的苦手要素のために買おうかどうしようかかなり迷っていたので、予約はしませんでした。
結局は書店で見かけて勢いで買ったんですが、読んでみたら予想以上に面白かった(というより非常に私好みだった)んですよね。
それで終われば平和でよかったんですが、読後にこのペーパーの存在を知りました。←『もう(買わなくて)いいかな』と思ってたのでまったく気にしてなかった・・・
普段なら、どんなに悔しくても『あ~、やっちゃったな』で諦めるんですが、こちらは少し悩んだものの、どうしても欲しくなってペーパーつきをもう1冊買ってしまいました!
私は、今までどれだけ特典が欲しくとも『覚悟の上で同じ本を買った』ことはただの一度もありません。ホントに初めてです。最初で最後になるといいなあ・・・
で、肝心の内容についてです。
本編終了1年後。
皇帝となった耿惺(攻)の后として後宮に入った璃炎(受)。
璃炎は当然ながら子を産めないので、他に側室を持たない耿惺の世継ぎがいないため、それを気にする王族が璃炎に『側室を勧めてほしい』と頼みに来るのですが・・・
帝位についた耿惺のためを思う璃炎と、何よりも大切なのは璃炎だけだと言う耿惺。
お互いの気持ちをしっかりと確認して、今まで以上に寄り添って生きていくのでしょう。
このペーパー単独で『同じ本を2冊買っただけの価値があるか』と言われれば、正直なところ微妙ではあります。
それでも、最近個人的な当たりがなかった私にとってはこちらの本編がとにかく好みだったので、これ(2冊買い)も作家さんへの応援の一環だと思えばサラッと流せる範囲ですね。