むぼち
konoyo no subete
出版社特製ペーパーは登場人物4人とも、スーツ着用のみですが、こちらの七青さんは刀と手袋も備えたモエモエフル装備で、不敵に笑んでいます。
画面の中央で、刀の柄に手をかける七青さんの姿を、予備知識なしで見たときは「殺伐とした内容の漫画なんだろうか」と身構えました。
ですが、読後に改めて見れば、ミナヅキ先生独特の筆致で描かれた、クラシックな室内の窓際に置かれたソファに、目を閉じ刀を抱いて横たわる葵くんを、守るように立ちはだかる七青さんの図は、二人の関係をよく表している、ラブラブあまあまなものだったんだと分かりました。
買うのが遅かったのに、入手できて本当に幸運でした。