茶鬼
suteneko rihatsuten
本編のクライマックス。
猫田に未練を見せて狂気に狂った男が放火して燃えてしまった 猫田の美容室Silver vine
新しく建て直したその店と彼等の後日談となります。
無料情報誌にクーポン付きで載った店には客からの予約が沢山入るように。
猫田一人で切盛りしている店だけに、のんびりした営業だったのが嘘の様な繁盛ぶりは、どうやらその情報誌に載った猫田の写真のせいらしい(笑)
整体院の大河も手伝ってくれているのに、猫田はのんびり。
「悠長な事言ってる場合じゃないですよ!」と言われている。
そこへ余裕をなくて飛び込んでくる熊田。
情報誌を見たらしい。
彼の一番の心配は・・・
「こんなに可愛いお前の写真を他の奴らに見せるなんて、我慢できるか!」
それに返す猫田の返事に、彼はもう安心して人を愛して愛されて、そして満足しているのだと思えるのでした。
大河がすぐそばにいるのに、猫田を抱き締める熊田なのですが、大河は一体どう思ってるんだろう?
あたたかく見守っているのかな?ヤレヤレとおもってるのかな?ゴチソウサマと思ってうるのかな?それとも嫉妬してるのかな?
でもしっかりと猫田は自分の居場所を見つけてそして根付いて、もう捨て猫・野良ネコじゃなくなってるんだなということを実感できるエピソードでした。