marun
gokudousanchi wa doko mo taihen
本編番外編と言うよりシリーズ単独番外編で、姐会の馬鹿鍋第二弾と言うような
それは恐ろしい程の破壊を持った嫁飯が登場します。
出番の少ない悪役軍団が集まり、本編で龍ヶ崎が病気見舞いをした鬼東組に
狙いを定めて自分たちで出番を作るべく行動しるのですが、いくら悪役とは言え
とってもお気の毒な事態になる番外編で笑えます。
鬼東組と言えば、シリーズからチョイ離れた「ドン・レオーネの花嫁」の攻めの
片腕でもあり、日本の極道十蔵の元へ押し掛け女房になっているフリストがいます。
そのフリストが退院をして来た義父の為に朝から張り切って手料理を作り、
祝いの席にきた各組の客人をもてなす為に手料理を振る舞う。
しかし、その料理は見た目は綺麗で味もそれ程ひどくないのに後からまるで
毒のようにじわじわと身体の内側から侵していくような恐ろしい嫁飯なのです。
それを止めるに止めれない時に、悪役が登場し、嫁飯の怖さを知っている組長たちは
救世主が現れたと、料理の膳を破壊するまで暴れさせる展開です。
適当なところで帰される悪役たち、でもそれがかえって仇となり、
左程怪我をしていなかった為に、今度は龍ヶ崎不在の屋敷へちょっとだけ暴れて
憂さ晴らしする予定が、姐達が宴会をしていて、酔っているのもあり、
大暴れで、命の危険を感じた悪役たちは必死で逃げる。
そして、帰り道でまだ苛立ちが治まらなかった悪役たちは、その辺のお宅の
鉢植えを蹴り飛ばし壊して回る、まるでお子様の悪戯展開。
そこにやっと本編主役である銭村登場で、悪役たちがやっと本来の出番を貰えたと
喜んで銭村に逮捕してくれと懇願している内容は思わず悪役に同情してしまう内容です。