茶鬼
yagate koi wo shiru
「やがて恋を知る」本編のラストに3人で車でデートに行くシーンがありました。
行きの運転が杉沼、帰りが史賀。
その帰り道、後部座席で杉沼の肩にもたれ寝ている安曇とそれを気遣う杉沼の姿をバックミラーで見ながらの史賀の想いです。
純粋に愛を向けている風の史賀でしたが、その気持ちの奥底は本編でははっきりと伺い知ることはできなかったので、この史賀視点は、本編の結末の裏付けをするのに或る程度の役割を握っているようには思えるのですが・・・
しかし、描かれた史賀の想いはやはり純粋な安曇への愛情でした。
取引の関係だった時は安曇を好きじゃないと言っていた杉沼が、すっかり安曇に惚れて優しくしている姿に嫉妬めいた苛立ちを抱きながらも、杉沼に連絡したのは、安曇の安心したかわいい顔を見たいからと。
好きな人が幸せを感じて、かわいい顔を見せてくれる為にこの関係は必要だったのだと考えているようです。
若干不本意めいた感情を抱きながらも、愛する人の為と割り切る?
そしてそれは自分が選択したことだからと言い聞かせている。
愛する人のと言いながら・・・やっぱり史賀はいびつかもしれない。
どうしても、この史賀の本心が語られているショートとはいえ、ひょっとしてまだこの奥底にもっとドロっとしたものがあるのではないか?と勘繰りたくなってしまうのです(汗)