marun
meikyuu no yoru kaihou no asa
本編後、無事に元の世界へ帰って来て同居をするようになった二人の話。
二人で暮らすマンションで尾上宛の宅配便を受け取った蓮。
それは出版社からの荷物なのですが、その名前もちょっとツボ。
白泉社ならぬ黒泉社編集部で、花丸blackをもじったのねとクスリ笑いしちゃいます。
そしてそんな出版社から来た宅配便の中身とは、いつもは尾上が在宅中だけに
届くようにされていて、荷物を受け取ると蓮の目を避けるかのように部屋へ入る。
その不自然な様子を気にしつつも、悩み事があるなら相談してほしいと
健気にも思っていた蓮なのですが、偶然中身が見えた時に見えた代物は
最近発売されて大人気を得ている恋愛小説の校正用原稿。
そしてその作者の名前が「尾上レン」この意味するところは・・・
暴れん坊でケモノくんだった尾上が恋愛小説の作者で、そのペンネームが「尾上レン」
蓮が年上なので養子縁組しても絶対に「尾上レン」にはなれない。
そんなやっぱりケダモノとは思えないようなギャップ萌えしちゃいそうな想いが
透けて見えるような番外編なのです。
無事現世に戻ってきた二人のその後。
すでに龍生は大学4年生となり、廉と同棲しているカップルとなっております。
まさにケダモノだった龍生ですが、どのように変身したのか?大変に興味があります。
龍生に届いた大手出版社編集部からの宅配便。
いつもはそれが届くと龍生はそそくさと部屋に戻り、いつも廉を抱いて寝るのに部屋に閉じこもるのです。
何か悩みがあるのだったら相談してほしいと願っている廉なのですが、たまたま今回は龍生の帰宅が遅れて廉が受け取ってしまったあと。
偶然落ちた封筒が破れて見えた中身は・・・
龍生ってば、二人の経験をファンタジー恋愛小説にしていたのです!
しかもヒットを飛ばしているとかw
作者の名前を見ると「尾上レン」
龍生の名字が尾上、そして下は廉のレン♪
ふとよぎる、養子縁組の話をしていた時の事。
慌てて帰ってきた龍生の態度は~
龍生の廉大好きバカ(爆)っぷりが伺えるショートでしたv
あの傲慢だった龍生が、きっと廉にバレた姿は尻尾を巻いてシュンとするワンコだったのではないろうか(笑)
本編にはない、うろたえる龍生というのが新鮮でした。
二人はラブラブですが、実体験を基にした小説の題名が「異世界の中心で愛を叫ぶ」って~!?
もう笑っちゃいましたよ!