ナツモエ

natsu moe

ナツモエ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%
著者
 
媒体
特典
出版社
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
ご愛読感謝記念小冊子

商品説明

シャレードコミックス全サ小冊子『ナツモエ』のピンクの方です。

依田沙江美さんの『真夜中を駆けぬける』シリーズの番外編が2編収録されてます。

レビュー投稿数1

猛獣とS

メチャクチャ好きな『真夜中を駆けぬける』シリーズの全サ小冊子。 

『年寄りと俺』
画家の勇気は、壺やら皿やらの古美術も大好き。
しばしば、奴を可愛がってくれている数寄者のご老人達に誘われて、
普通じゃ味わえないような逸品を見せて貰ったり、触らせて貰ったり、
それから一見さんお断りのような店で、ご馳走して貰ったり。

ご老人達、そりゃ年期の入ったパワーをお持ちの面々。
家に帰ると、爺さまパワーに当てられてグッタリ……
加齢臭は瘴気だと言い出し、
若いエキスが欲しいとのたまう始末。
それを聞いて、勇気より年上の(そしてそれを実はちょっと気にしている)
昇はムッとして……

『若者と俺』
一方の昇は、若者に懐かれている。
しょっちゅう昇を頼って訪れる、売れない役者の卵・夏木。
昇は邪険な口を利きながらも、なんだかんだと世話を焼いている。

そんなことをしている昇の一筋縄ではいかない気持ち。
夏木は、そんな昇の気持ちを誤解するのだが……
それに対して、容赦なく相手を突き落とす昇。

帰れば帰ったで、家には才能があって可愛い図体のでかい猛獣一匹。
彼に立ちはだかられると実は怖さを感じてしまう昇の、
駆け引きをがいいなぁ。
「蹂躙されていても、招き入れたようにふるまうこと」!

ああ、このカップルやっぱりツボ。
昇の台詞は一つ一つ心の底に忘れがたい印象を残す。
こんなに短く、Hも全然ないけれど、
ファンにとっては満足感が高い一冊です。

7