marun
naisho naisho no koi no ohanashi
攻め様がなんともお気の毒な感じの番外編ショートなんですよね。
オオカミとして、いまでも攻め様とは一線を引いたようなあつかいをする受け様、
その気持ちは十分わかるけれど、オオカミになって話す事が出来ない攻め様はお気の毒。
本編後未だに攻め様への好きの一言を言っていない受け様は、そのもどかしさや羞恥を
攻め様でもあるオオカミへ愚痴を零しているお話になります。
もちろん攻め様へお話なのですが、同一人物なんだけど、オオカミと友人で過ごした
期間が長いだけに、受け様にとってはどこかで別次元なのかしらと思える内容。
それでも、攻め様へ言えない好きの気持ちをオオカミに言っているところが可愛い。
本編も可愛いお話だったけど、番外編でも可愛くてキュンとなります。内容は、自分の気持ちをいまだに一星に言えない文穂が、恋愛相談をしているお話です。
その相談相手が、昔からの親友のおおかみで。
おおかみと一星は同一人物なんだけど、昔から悩み事を聞いてもらっていたおおかみには、何でも話せるから甘えてしまうんですね。
そして、自分の気持ちをおおかみに全部吐き出すことは、一星に告白してるのと同じことで…。
満月の日は悩みを聞いて味方してくれる親友で、満月以外は優しい恋人で、大好きな人が傍にいる幸せが伝わってきてキュンキュンする、そんな甘いお話です。
つきあって一ヶ月、まだ一星に好きとは言えない文穂。ツンデレですね~
満月の日、おおかみ相手に一星のグチをこぼす文穂。聞かされる一星は不憫笑
一星に面と向かっては言えないことが、おおかみにはすんなり言える文穂。
おおかみの正体を知った今でも、人型とおおかみは別モノって意識なのかな。
一星からすれば、デレるなら人型のときにしてくれって感じでしょうが笑
恋人になっても、親友として長年過ごしてきた名残はしっかり残ってるのがいいな~と思います。
一星も、満月の日はおおかみに徹するというか、むやみやたらに舐めたり襲ったりしないのですね。人間でいるときより従順で大人しいw
こっちも人と獣の友情的な感覚が抜けないのかも。
一星は、おおかみ姿のときはどんな心理状態なのか。
文穂がデレたことを、一星に戻ったときに持ち出すのはNG・・・という約束しているところを見ると、記憶とか意識とか人格は人のときと変わらないのかな。
何にせよ、親友としても恋人としても文穂を独占できて、しかもツンとデレ両方の顔を拝めるって、最強の立ち位置だな~と思いました。文穂も一番の親友が恋人にもなってすごく幸せそう。
おおかみをギュッと抱きしめるシーン、さぞモフモフなんだろうな~と想像力を掻き立てられましたv
おおかみと文穂のやりとりです。
文穂が、一星に言いたくて言えないことを
おおかみに、わ~~と話すというストーリーです。
おおかみ姿で、言葉の話せない一星の気持ちを思うと
「反論したいだろうに!」とニヤニヤしてしまいます。
もう少し大人になると
おおかみ姿でも、話せるようになるということなので、
2人が会話をできる日がくると思うと、楽しいです。
そして、2人が幸せそうに話したり、
一緒にいる姿に、うらやましい気持ちになります。