ふばば
kitakami ren doujinshi
「よそはよそ、ウチはウチ」初回限定版特典小冊子となります。
以下、内容となります。
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2013年発表の「よそはよそ、ウチはウチ」に対しての特典ではありますが、以前の作品3作の番外編で構成されています。
発売当時に読んでいればお得感だったとは思います。
「ホネヌキにされたい」
「リフレインスマイル」
「みちづれポリシー」
…の番外編です。
完結の2巻目が発売されたことを機に電子で1、2巻を読み、過去作に興味を持った方。ぜひここから遡って色々読んでみて欲しいですね。
ちなみに私は「みちづれポリシー」好きです。
「ホネヌキにされたい」と「みちずれポリシー」という作品の番外編ということですが。
本編を読んでいない私にとっては何の事か全く分からず、話の内容が入ってきませんでした。面白くないので、本編に対しても面白くないんじゃないかという印象を抱いてしまいます。
「よそはよそ、ウチはウチ」を読んで、れんさんの他の作品も読んでみたいと思った気持ちが、この小冊子を読んだらしぼんでしまったという残念な事態に。
小冊子に振り回されるのも勿体ないので、忘れた頃に本編を買って読もうとは思いますが、何故番外編を先に読ませられなければならないのかと、少し悶々としました。
『ホネヌキにされたい』の保科と篤史と『リフレインスマイル』の嶋と相沢、のお話が収録されています。
『ホネヌキにされたい』では、篤史の家事、おいしい手料理で順調に体重が増加してしまう保科さん。ジョギングをすることになったものの、二人が始めると愛犬散歩になるというのがまた可笑しいです。
先生の絵はやっぱりきれいだなと思うのですが、このページ数なら本編に収録してくれてもよかったかもです。『みちずれポリシー』の西岡の天使姿は何度見てもかわいいです。
『よそはよそ、うちはうち』の初回限定盤小冊子。
その名も、「北上れん同人誌」であります。
初出を見たら、2008~2010年となっていますね。
描き下ろしとしてパラパラ漫画。
(そこに『みちづれポリシー』の名を入れるのは、いささかどうなのか…)
きっと、番外編をまとめる所がなくて、
「じゃあここいらで小冊子扱いとして初回限定盤にして突っ込んじゃいましょうか」
という発案だったのかな、勝手に解釈しております。
内容としては、『ホネヌキにされたい』の篤史のダメワンコっぷりが垣間見れて楽しかったし、『リフレインスマイル』のその後の2人の甘い時間を見れて嬉しかったし、内容自体が悪い訳じゃないです。
北上れんさんファンにとっては、今まで単行本収録されなかったものが入ってるので嬉しい内容かな、とも思います(事実私はそうです)。
ただ、これを『初回限定小冊子 北上れん同人誌』として考えると…
何となく、腑に落ちない。
どうせパラパラ漫画に2ページ描き下ろしとして手を加えるのなら、本編『よそはよそ、うちはうち』の2人、もしくはふみの弟・ちひろ目線の話を入れるとかの方が、ファンはよっぽど嬉しかった気がするのです。
(まぁ事情はあるのでしょうけど)
そういう訳で、内容も楽しく嬉しいながらも、ちょっと腑に落ちないので『中立』です!
本品は『よそはよそ、ウチはウチ 初版限定版』についた
小冊子です♪
内容は
単行本初収録の既刊作の2作の短編4本と
オマケのパラパラ漫画です。
【ホネヌキにされたい 番外編その1】
とある事情で預かった
モデルで現役イケメン大学生の篤志に
最低限の家事をかなり厳しめに仕込んだ
出来る会社員の保科。
元々素直で保科にゾッコンラブの篤志は
保科の為に頑張る日々で2年間たった今では
家事機能フル搭載の
立派なヒト型愛玩犬に育ちます(笑)
そんな篤志の努力の甲斐あって
保科はとっても快適な生活を送っています。
しかし、
その結果はもろに体重に現れてきて
篤志に任せっぱなしの生活を反省し
家事を率先してするようになります。
しかーし、
そんな保科の行動は
篤志の自信を喪失させる結果になって?!
保科第一主義の篤志君には
自分よりも保科の言動がいっつも正しい
って言うのが微笑ましいですね♪
三頭身キャラになった攻様の
ワンコ耳が可愛いです(笑)
他の掲載作は下記の通りです。
【ホネヌキにされたい 番外編その2】
とある日、
鏡をのぞいた篤志は
ワンコ耳が生えている事に気づきます。
ワンコ耳と人間耳を引っ張ってみて
篤志が気付いた事とは?!
【ホネヌキにされたい 番外編その3】
保科が休日出勤した日、
篤志はたまった家事を片付けつつ
保科の帰りを待つ事にします。
帰宅した保科が見たモノとは?!
【夜中のはなし】
美大生である嶋の絵を見たいと思っていた相沢。
嶋はそのまま泊れば良いからと
快く借りている部屋に相沢を連れていくが…
私は「ホネヌキにされたい」が大好きで
雑誌付録に載ると知って雑誌買ったりしたので
部分的には既読作も有りでしたが
それでもとっても美味しい1冊でした♪
既刊作がお好きな方には
小冊子付きの初版本が絶対おススメです。
描き下ろしの2頁がパラパラ漫画じゃなくて
本体の新作の四コマとかだったらもっと嬉しかったですが
色々と事情があるのかな(苦笑)
そういうコトは大人として言ってはいけないのかな?w
でも正直、パラパラマンガをつけるならその分のページで、
開いてすぐのところに、うっす~らと載ってる、
POPとかをちゃんと見せてくれた方が個人的には嬉しかったなぁ~
内容は文句なしに面白かったです☆
いや、せっかく付けるんだからもうちょっとページ数あってもとは思いましたが・・・
(気がつけばまた文句言ってる・・・どうしよう、クレーマーみたいか?)
「ホネヌキにされたい」は、
弟くんの「会社でできてなんでウチでできないの、も―― 」のセリフと、
ラスト、とってもワンコと飼い主らしいシチュになるのがよかった♪
でもプレゼント☆は貰っておいたほうが・・・大型ワンコには付けないとねw
「リフレインスマイル」は、
描くなら顔じゃなくて、身体だよ~!と言いたくなるほど、ラインが美しかったな♡
「ホネヌキにされたい」
モデルで現役大学生の篤史くんの万能家事ロボワンコにすっかり改良されて2年余り
同居している保科さんもすっかり安心して任せて楽してる日々。
しかし、そのせいで楽しすぎた反動か、保科さんは太り気味に!?
これはいかんと、篤史君の仕事をガンガン横取りしてこなしてるのですが、
篤史君、そんな事とは知らずに悪い子で役立たずだからなんてガチしょんぼり。
そんなほのぼのした番外編。
「リフレインスマイル」(夜中のはなし)
ホネヌキにされたい、同時収録の番外編は、受け様が攻め様の絵を見たいと言い出し、
攻め様の自宅に行く事になり、熱心に絵を見る受け様に自分も構ってなんて言っている
甘い二人のその後のお話でした。