marun
negawakuba koi
本編のラストで、携帯を持っていなかった受け様に携帯を渡し、自分も揃いの
携帯を持ち、今まで携帯なんてものを持った事がなかった攻め様が美大受験で上京した
受け様にメールを入れる為に苦戦してるのです。
受け様は金銭的な事から携帯を処分していたみたいなのでメールも簡単に出来るが
攻め様は本当に初めての携帯なので、簡単なメールを打つのにも時間がかかる。
攻め様が携帯を二人で持つ事を決めた理由が、離れていても繋がる手段だったのに、
思いを告げるメール一つ満足に打てないし、電話をしたいけど、受験で大変な思いを
している受け様に負担をかけるかも知れないと電話も出来ない。
そんな攻め様の焦燥が伝わるショートで、でもやっぱり離れてると声を聴きたくて
我慢出来なくて、メールで電話してもいいかなんて・・・
そして直ぐにかかって来た受け様からの電話に、その声を聴き、逢いたさを募らせる。
離れた相手と声を通して身近に感じられるツールのありがたみを感じるショートです。