茶鬼
koisuki series
名のある大企業の御曹司と会社で知り合い、母親が一人で生んだ子供・理友。
母親が亡くなり肉親は老人ホームで暮らす祖母だけ。
そんな彼が、年上の外車ディーラー榛名と恋人になった話「恋キスシリーズ」の番外編が2012ダリアフェアの小冊子です。
祖母の元へ榛名と一緒に行き、実の父親に会った事を告白すると、顔をしかめる祖母。
つい、「母親の気持ちがわからないよ」と本音をこぼすと渡された母親の日記。
そこには、まだ十代の若さにあふれた日常と、実父との出会いが書かれ、それから妊娠・出産・闘病が、メモのように書かれていた。
最後のページに書かれた「恋に恋していたのかもしれない」という言葉。
理友が榛名を好きといったときも、榛名に言われた言葉。
この日記で何か大きな事がわかったわけでも、理友を納得させる事柄が書かれれていたわけでもない。
自分たちは、本当の恋をしているよね、
といった話だったのか?
あまり、萌え度はなく、あ、そうですか~な程度だったのがちょっと残念。