茶鬼
koi no arika bangaihen
本編後の二人ですが、遠距離恋愛は続いています。
この秋、譲は公務員試験に合格したようです。
・・・って!?彼が一体どんな公務員試験を受けたのかわかりませんが、もし地方公務員だとするとこの遠距離恋愛は一体いつまで続くの?
そんな一抹の不安がよぎるのですが・・・
さておき、その公務員試験合格のお祝いに三条が飛行機のチケットを送ってくれたために、年末譲は東京へやってくるのです。
仕事で遅れると連絡の入った三条を不安げに空港で待つ譲のそばにひと組の親子が!
実はこれは作者さんの過去作品、「青空の下で抱きしめたい」の主人公元ホストの父親とその娘が恋人の到着を待っている姿だったのです。
実は、この作品未読なのでどんな状況なのかは過去レビューを見て予想するだけなのですが、なんとかうまくやっているようですw
そして、そんな親子の姿を見ながら、遅れてやってきた三条と3ヵ月ぶりの再会を果たして幸せを感じる譲、、、
というお話。
実にたわいもないワンシーンのお話でした。
ペーパー番外だからさほど期待はしていなかったのですが、別カプの様子のほうが興味深くてなんとなく宣伝ぽくなってしまっているのがちょっとな~という感じが否めなかったかも。
しかし、これからもずっとずっと遠距離なんでしょうか?そちらがすごく気になるんですが!
特に何の変哲もない日常の一コマを描いたショートでした。
受け様と攻め様は未だに数か月に1度くらいしか会えない状態が続いているみたいで
受け様が公務員試験に合格したお祝いをする為に攻め様が受け様を呼び寄せる。
空港に降り立った受け様が見た、微笑ましい親子とその待ち人との様子が描かれていて
その家族を幸せで微笑ましいと思う受け様なのですが、受け様を迎えに来た
攻め様を数か月ぶりに見て、言葉を交わしたことで微笑ましい家族よりも自分の
方が幸せだと感じてしまう、愛されていると言う自信が幸せをより感じる事に。
そんな穏やかな日常を抜き取ったショートです。