kirara
futari narande miru ashita bangaihen ss
『君の隣で見えるもの』の限定SSペーパーです。
商業誌の続編『二人並んで見る明日』の番外編になります。
本編は特に好きというわけではないんですが、個人的に栗城さん作品は好みがハッキリ分かれがちですので、その中ではまあマシな方かな。
本編で、雪かきをした日の夜、布団に入ると広大(攻)があっさり電気を消してしまったことで、郁斗(受)は『何もしないの?』と思いながらも、ただ隣の布団で眠る広大の服を握るだけしかできなかったんですが・・・
翌朝、起きた郁斗は筋肉痛で、広大がマッサージしていました。
こちらでは、その時の様子を広大視点で。
郁斗がそんな風に考えているとは知らず、郁斗の心の準備ができるまではなにもしないと耐えていた広大だったんです。
そして、お約束通りマッサージでは理性の限界を試されるわけですね。
本編を読みながら、多くの方はこの広大の『心の声』は想像がついたんじゃないかと。
面白かったです。