kirara
『極・婬』の番外編小冊子です。
松坂は、鬼塚の『ブラックバンクを辞めた荒屋敷や他の舎弟たちと松坂組を立ち上げるように』との言葉に躊躇ったものの『いずれ荒屋敷に任せても』とも言われて承知しました。
そこに、荒屋敷の嫁になった桃李がまだ塞ぎ込んでいると聞いた入慧(『極・愛』『極・嬢』の受で鬼塚の嫁)と佐原(『極・嫁』の受で朱鷺の嫁)が顔を出し『桃李の歓迎会を開いて元気づけよう』という話に・・・
早速、佐原と入慧は松坂に案内させて桃李のいる自宅へ行き、顔を合わせて『姐会』に誘われた桃李は2人と『乾杯』することになります。
しかし、本編にもありましたが桃李はとんでもない酒豪だったんですね。
この飲み会で、桃李は佐原との会話からも少しでも浮上できたようです。
終わってみれば無事だったのは桃李だけで、入慧も佐原も撃沈。それでも、ただ潰れてるだけじゃないのも佐原で・・・
本編のメインCPが揃わない時点でそもそもラブストーリーじゃないんですが、とても面白かったです。
俵藤亡き後に新たな組を鬼塚の指示で荒屋敷を舎弟にして立ち上げる事になった松坂、
そして独身の松坂には姐がいないので実質組の姐は荒屋敷の妻になった桃李だが
ただ、桃李は未だに自分が侵した不始末に心を塞ぎこんでいる
鬼塚と今後の事を話しあっていると、桃李のふさぎ込んでる話を聞きつけ
どこから現れたのか入彗と佐原がやって来て桃李を姐会に迎える歓迎会をしなければ
と話を初め、親切心を感じさせながら、松坂に桃李の所へ連れて行けと・・・
なにやら不安な気持ちが湧きあがるが姐二人は松坂にとってはまだ組を立ち上げて
いない今は逆らえない相手、それに何故か鬼塚がだんまりで、視線で頼む的で?
二人を亡き俵藤の屋敷に住んでいる桃李の元へ案内した松坂
桃李の例の乾杯で始まる姐会への拒否権のない参加への誘いに了承する桃李
日本で何をしてよいか判らない桃李に佐原は姐として桃李の今後に出来る仕事を
与える道を指し示すのです。
それもかなり酔いながら佐原の悪魔のような思惑もあり~~
桃李の姐会入会でかなり今後大きな力を持つのではないかと思える姐会
松坂は未だ本当の意味での姐会の怖さを知らないのです。
次に松坂に遭えた時は・・・他の組長の苦労が解かるかもって言うお話。