marun
本編のその後の二人の様子が描かれているお話です。
会社での3連休中に義父である社長が中1日だけシンポジウムに参加する為
本来なら秘書が同行するところを、攻め様の思惑で、新婚旅行も行っていない
受け様の母親を一緒に伴って3連休を夫婦で過ごせるように手配した攻め様
そんな攻め様の心遣いに母親の事まで気をまわしてくれる攻め様に受け様は
感謝しているんですよね。
でも、考えなくてもわかるけど攻め様の本当の狙いは受け様と3連休を誰にも
邪魔されずに過ごす事なんですが受け様はわかってないのです。
両親の仲睦まじい様子をうらやましい気持ちで見送る受け様
義父の母に対する態度を見て、自分も攻め様に優しくされたいと思うのです。
攻め様の溺愛ぶりがいまだに理解しきれてない受け様の様子がうかがえます。
クーデレ系の攻め様ですから誤解されちゃうのですね。
それでも、攻め様の家の駅に着いた雨の中で攻め様に声を掛けられ
攻め様の手が冷たい事に気が付いて自分を待っていた事に気が付く。
そして寒い秋霜の中にあって、受け様の心が温かくなるショートです。